シマノから「26ネクサーブ」が発表されました!
ネクサーブといえば、数千円で購入できるバリュー価格帯ながら入門機の王道「ナスキー」のエッセンスを継承したシリーズです。
今回の26ネクサーブを紐解いてみると、前モデルの「21ネクサーブ」よりもお得なコスパ機となっています。
この記事を読めば、初心者~上級者まで26ネクサーブについて全てわかること間違いなし。
26ネクサーブがどんな人におすすめなのかもわかります。
早速、見ていきましょう!

発売は2026年5月予定です!


「26ネクサーブ」の26は2026年発売という意味です。
26ネクサーブはざっくりと言えばこんな感じ!
最初にこの記事の概要です。
26ネクサーブは…
- 外観…「26ナスキー」にそっくり!
- 新機能…「アンチツイストフィン」「サイレントドライブ」「ストッパー切替機構」
- 従来機能…「AR-Cスプール」「Gフリーボディ」
- 立ち位置…ギアのグレードを落とした入門機
- 機種比較…気軽にコスパよく「釣りを始めたい」人におすすめ
- 購入ガイド…人気は4000HG
具体的に見ていきましょう。
ボディ・ローターのデザイン
まずは21ネクサーブと26ネクサーブの外観を比べてみましょう(下図)

(画像)26ネクサーブ
ワンポイントカラーがブルー系からオレンジゴールド系になりました!「よくある」配色で、チープさがなくなりました。
ボディやローターのデザインはどうでしょう。裏側を見るとその違いがわかりやすいです(下図)。

(画像)26ネクサーブ
①ラインローラーを支える「アームカム」のデザインが変わっています。
②「アームカムバネカバー」のデザインが変わっており、ローターデザインの変更を示しています。
③「ストッパーレバー」が付きました。
①と③は新機能なので後ほど詳しく見ることにして、ここでは②について見ていきます。
この②のパーツ、26ナスキーのそれとそっくりです(下図)。

(画像)26ナスキー、26ネクサーブ
そればかりか、この2機種、ボディやローターのデザインもそっくりでです。
ストッパーレバーの有無の違いこそあれ、ボディ・ローターのデザインは26ナスキーとかなり共通性の高いものになっていると考えられます。
実際、シマノの26ネクサーブの商品紹介では「ボディ設計にも一切の妥協無し」「26ナスキーと同等の剛性を確保」としています。
従来のネクサーブのデザインはナスキーの旧型を使っていましたが、最新の型のものを使うとなるとお得感が出てきますね。
この流れでいけば、26ナスキー、26ネクサーブに加えて、27ミラベル、27サハラ、28セドナの大家族になりますね~。
26ネクサーブ【まとめ1】
デザインは最新26ナスキーにそっくり!
新機能等
「21ネクサーブ」 → 「26ネクサーブ」での主要な変更点は下表の通りです。

(画像)26ネクサーブ
ご存知の方も多いと思いますので、3つの機能についてザッと紹介をしていきます。
アンチツイストフィン
「アンチツイストフィン」とはラインローラーの下部のアームカム部に設置された弾性体のフィンです(下図)。

(画像)26ネクサーブ
これによってラインローラーから糸が脱落しにくくなり、糸が弛んだ状態で巻き始められてしまうことを減らします。
特にテクニカルなルアー釣りではかなりライントラブルが減ります。
ルアー釣りの入門機としてよさそうです。

余談
これによって、次期のサハラやセドナといったナスキーファミリーにもアンチツイストフィンの搭載がほぼ確定しました。
サイレントドライブ
「サイレントドライブ」とは、ギアなどのパーツ類の隙間を減らした仕様のことです。

(画像)26ネクサーブ
残念ながら、具体的にどこがどう変わっているのか?はシマノから公開されていません。おそらく、リールごとに変更の箇所は異なるため、クリアランスを減らした設計のことを「サイレントドライブ」と総称しているようです。
たとえば、18ステラではピニオンギア下端のワッシャーが平座金からウェーブワッシャーに変更されています。これによりピニオンギアの隙間が減るため、ハンドルで感じるガタツキや巻いているときのノイズが効果的に減ります。

繊細なルアー釣りにはぜひ欲しい機能です!
ストッパー切替機構
26ネクサーブにはストッパー切替機構である「ストッパーレバー」が搭載されています(下図)。

(画像)26ネクサーブ
ストッパーレバーをオフにすると、ハンドル・ローターの逆回転が可能になります。キャスト時の「タラシ」を調整したり、トリックサビキなどで仕掛けをゆっくり落としたりするときに使用する方が多いようです。
この機能は、身近な餌釣りで多く使用されることもあってか、ダイワやシマノでは低価格の入門機で多く採用されています。
ちなみに、ネクサーブでは、前々モデルの18では搭載されていましたが、前モデルの21では廃止され、このたび26になって復活しました。

この機構のデメリットは、ストッパーレバーの隙間からの浸水による防水性能の低下です。通常使用であれば問題ありません。
26ネクサーブ【まとめ2】
便利な3つの機能が追加されました!
| 機能名 | 効果 | 仕組み |
|---|---|---|
| アンチツイストフィン | ライントラブルの低減 | 糸落ちを減らす弾力性のあるフィンを設置 |
| サイレントドライブ | 巻き心地向上・回転ノイズの低減 | パーツの隙間・ガタを減らす内部機構 |
| ストッパー切替機構 | キャスト時のたらしの長さの調整、仕掛けをゆっくり落とす時等に便利 | ハンドルが逆回転可能なスイッチを搭載 |
(補足)軽微な変更点
21ネクサーブ→26ネクサーブでの軽微な変更点は下記の通りです。
番手の変更
「糸付きモデル」が廃止されました。また、C2000SHGが追加されました。
| 品番 | 26ネクサーブでの採用状況 |
|---|---|
| 1000 N2010 2500 N2515 2500S PE1010 C3000 N3015 4000HG N4015 C5000HG 5015 | 廃止 |
| C2000SHG | 追加 |
PE1010:PEライン、1号、100メートル付き

糸付きモデルの廃止の理由は単純にコストカットかもしれませんが、糸は要らん!自分で巻く!という人も多いですからね。
自重の変化
自重は以下の番手で5グラム~10グラム変化しました。
| 品番 | 21ネクサーブ 自重 | 26ネクサーブ 自重 |
|---|---|---|
| 1000 | 220g | 225g↑ |
| 2500S | 265g | 255g↓ |
| C3000 C3000HG | 255g | 250g↓ |
ギア比の変化
ほとんどの番手で変化はありませんでしたが、4000番のギア比が5.2から4.7になりました。ノーマルというよりパワーギアに近いギア比ですね。
従来機能
21ネクサーブ→26ネクサーブで、以下の各機能は引き継き搭載されます。
AR-Cスプール
スプールリングを逆テーパーにしたのが「AR-Cスプール」です。

(画像)26ネクサーブ
ライントラブルを低減し飛距離が15%アップします。

ダイワのスピニングリールも段差こそあれ似たような形状になっています。
Gフリーボディ
「Gフリーボディ」はスプールを上下させるための摺動ギアを手元(竿側)に近づけた構造のことです(下図)。

(画像)26ネクサーブ
これにより、竿とリールの一体感が増すので竿の操作性がアップします。また、持ち重りが減るのでキャスティングの疲労感も低減します。

こちらはダイワのスピニングリールには基本的には採用されていません。
26ネクサーブ【まとめ3】
優秀な2つの機能が引き継がれます!
| 機能名 | 効果 | 仕組み |
|---|---|---|
| AR-Cスプール | 飛距離アップ&ライントラブル抑制 | スプールリング部分のみを逆テーパーにする |
| Gフリーボティ | 竿の操作性向上、キャスト時の疲労低減 | 摺動ギア類を手元側に配置 |
立ち位置
ここからは、他の機種との関係性を見ていきます。
汎用スピニングリールの中での26ネクサーブの立ち位置を見てみましょう。

まだパーツリストや展開図が公開されていませんのであくまでも予想です。
先に述べたようにボディ・ローターデザインは26ナスキーのものを継承していると考えられます。

(画像)26ナスキー、26ネクサーブ
ちなみに、26ナスキーのボディデザインは21ナスキーから継承したものです。
26ネクサーブのドライブギアは亜鉛製、ピニオンギアは真鍮製と公表されています。ナスキー系統の入門機のなかでは「ギアの耐久性を落としたモデル」となります。
ボールベアリングは従来通りの3個です。ピニオンギア上、ドライブギアの左右でしょう。入門機としては必要十分です。
26ネクサーブ【まとめ4】
26ナスキーデザイン+ギアのクオリティやBBを簡略化したもの。釣り入門に十分なスペック。
| パーツ種別 | 26ネクサーブの構成 |
| ボディ型 (素材) | 21ナスキー→ 26ナスキー?※ (高強度樹脂) |
| ローター型 (素材) | 26ナスキー? (高強度樹脂) |
| ドライブギア (素材) | 不明 (亜鉛) |
| ピニオンギア (素材) | 不明 (真鍮) |
| ボールベアリング | 3個 ・ピニオンギア上 ・ドライブギア左右 |
※ナスキーのボディにはストッパーレバーがありません
近い価格の機種と比較
一つ上の価格の「23セドナ」、一つ下の価格の「19シエナ」を比べてみましょう。

(画像)23セドナ、26ネクサーブ、19シエナ
「23セドナ」のメリット・デメリット

(画像)23セドナ
23セドナの魅力は「頑丈なギア」です。メインとなる「ドライブギア」は超々ジェラルミン製のHAGANEギアで、ローターを回転させる「ピニオンギア」は超強度真鍮製であり、上位機種と同等の強度・剛性をほこります。そのため、大物相手の釣りや長期間使用したい場合に向いています。また、頑丈なギアで可能となる歯面の細かいエクストラハイギア(XG)モデルがあるのも魅力です。セドナではC5000XGには力を込めやすいラウンドノブが搭載され、ライトショアジギングにも最適です。フリクションリングが搭載されているので、不意のベール返りが起きにくく、力強いキャスティングを伴う釣り方に適しています。
デメリットは「価格」です。さらに2000円足せば、ねじ込み式ハンドル+1BBの「22サハラ」があります。

ライトショアジギングならセドナ以上!
「19シエナ」のメリット・デメリット

(画像)19シエナ
19シエナの魅力は「価格」です。インターネット価格では4000円台やそれ以下でも入手できるほどの安価ながら、最初からナイロンの糸が付いていてお得です。とりあえず釣りをしたい!ニーズにバッチリ応えてくれます。
デメリットは「耐久性と重量」です。ギアやハンドルの材質が必要最低限のものになっています。通常の使用では必要十分な強度はありますが、長期の使用や大物相手には若干心もとないです。また、重量がアップしてしまうためキャストを繰り返す釣りでは疲れやすいです。ギア比がノーマルのみなので、遠投や高速巻きを繰り返す釣りにはあまり適しません。フリクションリングが搭載されていないので、力強いキャスティングをする釣りには不向きです。

餌釣りを始めるならこれ!
「26ネクサーブ」のメリット・デメリット

(画像)26ネクサーブ
26ネクサーブの魅力は「コスパ」です。26ナスキーと同等のボディとローターを持ちながら、アンチツイストフィンが搭載されています。餌釣りはもちろん、ルアー釣りの入門機としてもおすすめできる機種です。
デメリットは「ギアの耐久性」です。セドナ以上の機種と比べるとギアの耐久性が落ちるので、ギア比の高いXG(エクストラハイギア、ギアの歯数が多い)がラインナップにありません。ライトショアジギングなどで高速巻きを中心とする釣りをしたい人はセドナ以上が良いと思います。

どれくらい続けるかわからないけど、とりあえず安く始めてみたい!という人に向いています。
製品ラインナップ(26ネクサーブ)
「26ネクサーブ」の製品ラインナップです。

「26ネクサーブ」のスペックの詳細は下表の通りです。
・表はスワイプ/キーボード(←/→)でスクロールできます。
・※は非公式データです。
| 品番 | スプール径 /ストローク | ローター サイズ ※ | ボディ サイズ ※ | ギア比 | ドラグ力 | 自重 | 糸巻量 ナイロン | 糸巻量 フロロ | 糸巻量 PE | 最大巻上長 (ハンドル1回転) | ハンドルノブ ※ | ベアリング数 BB/ローラー |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1000 | 42mm /12mm | ♯1000 | ♯1000 | 5 | 実用2kg 最大3kg | 225g | 1.5号130m 2号100m 2.5号85m | 1.5号120m 2号85m 2.5号70m | 0.8号240m 1号190m | 66cm | パドル型 | 3/1 |
| C2000S | 42mm /12mm | ♯1000 | ♯1000 | 5 | 実用2kg 最大3kg | 225g | 3lb125m 4lb100m 5lb75m | 3lb110m 4lb85m 5lb65m | 0.6号150m 0.8号110m 1号80m | 66cm | パドル型 | 3/1 |
| C2000SHG | 42mm /12mm | ♯1000 | ♯1000 | 6 | 実用2kg 最大3kg | 225g | 3lb125m 4lb100m 5lb75m | 3lb110m 4lb85m 5lb65m | 0.6号150m 0.8号110m 1号80m | 79cm | パドル型 | 3/1 |
| 2500 | 46.5mm /14.5mm | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用2.5kg 最大4kg | 250g | 2号170m 2.5号150m 3号120m | 2号140m 2.5号125m 3号100m | 1号320m 1.2号270m 1.5号220m | 73cm | パドル型 | 3/1 |
| 2500S | 46.5mm /14.5mm | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用2.5kg 最大4kg | 255g | 5lb110m 6lb95m 8lb70m | 4lb130m 5lb100m 6lb80m | 0.6号200m 0.8号150m 1号120m | 73cm | パドル型 | 3/1 |
| 2500HG | 46.5mm /14.5mm | ♯2500 | ♯2500 | 6.2 | 実用2.5kg 最大4kg | 250g | 2号170m 2.5号150m 3号120m | 2号140m 2.5号125m 3号100m | 1号320m 1.2号270m 1.5号220m | 91cm | パドル型 | 3/1 |
| C3000 | 46.5mm /14.5mm | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用3.5kg 最大9kg | 250g | 2.5号180m 3号150m 4号100m | 2.5号160m 3号130m 4号100m | 1号400m 1.5号270m 2号200m | 73cm | T型 | 3/1 |
| C3000HG | 46.5mm /14.5mm | ♯2500 | ♯2500 | 6.2 | 実用3.5kg 最大9kg | 250g | 2.5号180m 3号150m 4号100m | 2.5号160m 3号130m 4号100m | 1号400m 1.5号270m 2号200m | 91cm | T型 | 3/1 |
| 4000 | 51mm /17mm | ♯4000 | ♯4000 | 4.7 | 実用6kg 最大11kg | 305g | 3.5号170m 4号150m 5号125m | 3号190m 4号145m 5号115m | 1号490m 1.5号320m 2号240m | 75cm | T型 | 3/1 |
| 4000HG | 51mm /17mm | ♯4000 | ♯4000 | 5.8 | 実用6kg 最大11kg | 305g | 3.5号170m 4号150m 5号125m | 3号190m 4号145m 5号115m | 1号490m 1.5号320m 2号240m | 93cm | T型 | 3/1 |
| C5000HG | 54mm /17mm | ♯4000 | ♯4000 | 5.8 | 実用6kg 最大11kg | 305g | 4号190m 5号150m 6号125m | 4号170m 5号135m 6号115m | 1.5号400m 2号300m 3号200m | 98cm | T型 | 3/1 |
人気番手ランキング(予想)
アマゾンのレビュー数をもとにした、番手ごとの人気ランキングです。
26ネクサーブは発売前なので、21ネクサーブの人気ランキングとなります。
| 順位(レビュー数) | 番手 |
|---|---|
| 1位(22) | 4000HG |
| 2位(15) | C5000HG |
| 3位(14) | C2000S |
| 3位(14) | C3000HG |
| 5位(12) | 2500HG |
| 6位(9) | 2500S |
| 7位(8) | 1000 |
| 8位(7) | 2500 |
| 9位(4) | C3000 |
| 10位(2) | 4000 |
ルアー釣りで活躍する「4000HG」や「C5000HG」が人気です。C5000HGはライトなカゴ釣りにもよいですね。
つぎに、ライトソルトで活躍する「C2000S」、オールラウンドに使える「C3000HG」、バス釣りによい「2500HG」と続きます。
他のリールと同様、ローギアの番手は不人気です。

現時点での個人的感想
26ネクサーブは入門機としてバランスが良い印象です。ダイワに比べてシマノは低価格帯のギアが頑丈になる傾向があります。これはシマノの得意分野で良いことなのですが、釣りを始めたての人はリールの扱い方が雑になってしまいギア以外の部分(ベールアームやスプールリング等)を先に傷めてしまいその良さを十分に享受できないこともあります。であるならば、ギアの製造コストを下げて低価格にしたほうが入門者のニーズに合うのでは?というのがネクサーブのコンセプトではないでしょうか。26ネクサーブは今なら23セドナにはないアンチツイストフィンも搭載されていますから、釣りをこれから始める本当の「入門機」としてコスパが高く、おすすめです。
