シマノ「23セドナ」22サハラ、21ナスキー比較(20%オフ5/17迄)

シマノの23セドナがリニューアル 道具紹介
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「安く、長く使えるコスパの高いスピニングリールは?」

そんな人に絶対的におすすめなのが、シマノの「セドナ」「サハラ」「ナスキー」の低価格3兄弟です。

「セドナ」はその中で、最も価格が安くコスパが高いことでも有名な機種です。

今回は「23セドナ」は何がどう優れているのか、前モデルの「17セドナ」からの更新点と、兄弟機の「21ナスキー」と「22サハラ」との比較をすることで明らかにしていきます。

今回登場する「23セドナ」「22サハラ」「21ナスキー」は2024年5月17日までシマノ公式キャンペーンで安く買えます!

シマノ 23セドナ のイメージ
シマノセドナが23年にリニューアルされた 画像はシマノHP
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「23セドナ」の改良点は4つ

「17セドナ」から「23セドナ」にバージョンアップして改良されたのは以下の点です。

  • 軽量化
  • サイレントドライブ搭載
  • ストッパー切り替え復活
  • フリクションリング搭載
「23セドナ」と「17セドナ」の比較
23セドナの改良点

軽量化はC3000番で5gというわずかなものでした。

他の改良点をザっと見ていきましょう。

「23セドナ」には「サイレントドライブ」が搭載

「23セドナ」には、ステラなど上位機種に採用されてきた「サイレントドライブ」が搭載されました

シマノ 23セドナ に搭載されるサイレントドライブ
「23セドナ」には「サイレントドライブ」が搭載された 画像引用元

「サイレントドライブ」とは、パーツ間のクリアランスを減らしてガタつきをなくした新設計です。

ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギア 、摺動子ギア など多岐に渡る。新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻きごこちを実現しました。

シマノセドナ商品ページ

これにより、大物がかかったときに巻き上げが軽くなったり、ルアー釣りで求められる静粛な巻き心地が期待できます。

ちなみにこの機能、500番には非搭載なので注意してください。

よだん
よだん

シマノのリールの特徴として上位機種の「お下がり」機能が下位機種に搭載されることが多いですが、「サイレントドライブ」もそうなったのです。思えば、ナスキー、サハラ、セドナの低価格汎用スピニングリール3兄弟は統一された内部構造を持ってきました。2021年にナスキー、2022年にサハラがリニューアルしたので2023年はセドナの番、といった感じですね!

「23セドナ」には「ストッパー切り替え」が復活

前モデルの「17セドナ」では非搭載だったリールの逆転が可能なストッパー切り替え」機能が復活しました。

「23セドナ」はストッパー切り替えが復活した
「23セドナ」のストッパー切り替え機能 画像引用元

シマノのリールはこの機構を廃止する方向で進んでいたと思いますが、「22サハラ」で復活し、さらに廉価な「23セドナ」でも復活しました。

たしかに、逆転機構を求めるユーザーは意外なほど多くいます。

よだん
よだん

個人的には、この機構は使いませんし、防水性能を落としたり故障の一因にもなりますのでありがたくない話ではありますが……(使いこなせないだけ^^;)。

「23セドナ」には「フリクションリング」が搭載

マイナーアップデートとしては、べールを起こしたときにロータの回転を止める「フリクションリング」が搭載されました。これにより、キャスティングがしやすくなりました。

上位の「21ナスキー」や「22サハラ」には「フリクションリング」が搭載されていましたが、「23セドナ」も並びました。

23セドナ C3000の分解図
画像出典:シマノサポートHP23セドナC3000から改変

「21ナスキー」「22サハラ」「23セドナ」の比較

最後に、シマノの低価格汎用スピニングリール3兄弟の機能を比較してそれぞれの特徴を見てみましょう。

「21ナスキー」「22サハラ」「23セドナ」と順に安くなりますが、機能の違いは以下の通りです。

シマノの「23セドナ」「22サハラ」「21ナスキー」の比較表。

シマノの「23セドナ」「22サハラ」「21ナスキー」の比較表。違いのある主要機能のみ。
なお、ナスキーのダブルハンドルモデルにはハンドルノブ部分に、
ボールベアリングがもう一つ追加になります。
画像引用元シマノHP

「23セドナ」は巻きがやや重い

これまで見てきたように、末っ子の「23セドナ」には新たに「サイレントドライブ」と「ストッパー切り替え」「フリクションリング」が搭載されました。

これで、一つ上の「22サハラ」との主な違いは、「X-SHIP」と「ねじ込み式ハンドル」、ボールベアリングの数になりました。これらはいずれも巻き心地を向上させる機能です。

逆に言えば他の2機種と比べて「23セドナ」はやや巻きが重いということです。

これらの機能について一つ一つ見ていきましょう。

「23セドナ」には「X-SHIP」が非搭載

X-SHIP」とはピニオンギアの両端にボールべリングを用いた機構を指します。特に高負荷時にハンドルを軽く巻くことができます。

シマノのX-SHIP構造
金色のパーツがピニオンギア。別のリールの内部。 画像引用元

セドナの場合は、構造はほぼ同じなのですが、ボールベアリングは片方だけで、もう片方は樹脂ブッシュが用いられています。

そのために大物がかかったときにやや「巻き感」が重くなります(店頭で空回ししただけでは気づきにくいですが……)。

22サハラと23セドナの分解図Xshipの有無
「22サハラ」の分解図。X-SHIP部分。 画像引用元

すこし分解図も見てみましょう。上図左は、「X-SHIP」搭載の「22サハラ」、右は「X-SHIP」が非搭載の「23セドナ」の分解図です。

図の39番と43番が「ピニオンギア」です。「ピニオンギア」はハンドルの回転を糸を巻きとるローターの回転に変換するパーツです。

「22サハラ」の「X-SHIP」では「ピニオンギア」の上下がボールベアリング(図の38番と41番)で支えられているために、ハンドルの回転がローターの回転にスムーズに変換されるというわけです。

「23セドナ」では「X-SHIP」は非搭載ですが、その理由は負荷のかかる42番はボールベアリングですが、45番は樹脂製のブッシュバーツだから、というわけです。

よだん
よだん

個人的に、17セドナを複数(C3000,C5000)所有していますが、波止釣りでは十分な性能だと思っています。ポンピングは必須となりますが、80センチオーバーのブリでも問題なく釣れます。セドナに「X-SHIP」がないのは、いい意味での機能省略と考えることもできます。

「23セドナ」には「ねじ込み式ハンドル」が非搭載

「ねじ込み式ハンドル」はその名の通りネジのようなハンドル固定方式です。

ルアーフィッシングなどで必要な特に低負荷時の巻きのなめらかさを実現するハンドル機構です。

ねじ込み式ハンドル
「22サハラ」以上にはねじ込み式ハンドルが搭載
画像引用元

「23セドナ」では、従来のキャップ固定式の「供回り式ハンドル」となります。

17セドナのキャップ固定式ハンドル(供回り式ハンドル)
「17セドナ」の供回り式ハンドル

ねじ込み式ハンドルに比べると多少のガタツキはありますが、気軽な防波堤エサ釣りなどには十分です。

よだん
よだん

「23セドナ」に「ねじ込み式ハンドル」の搭載もあるかと思いましたが、残念ながらそうはなりませんでした。もしそうなら、セドナとサハラの差別化がほとんど無くなってしまいますから、当然といえば当然ですが、ねじ込み式ハンドルが低価格帯リールに浸透しつつある昨今、期待してしまいますよね。

以上をまとめると、「サイレントドライブ」と「ねじ込み式ハンドル」が非搭載の「23セドナ」はほかの2機種に比べて巻きがやや重くなるということです。

「21ナスキー」は防水性能がアップしたモデル

3兄弟の一番上の「21ナスキー」にはどのような特長があるのでしょうか。

「21ナスキー」には、「コアプロテクト」と「ドラグノブの防水機構」が搭載され、「ストッパー切り替え」機能も無いことから、防水性能がアップしています。

この2点について見ていきましょう。

「21ナスキー」には「コアプロテクト」が搭載

「コアプロテクト」とは撥水処理をしたカバーを搭載することで、ギアへの水の侵入を防いでくれる機構です。

シマノのコアプロテクト技術の図
シマノのコアプロテクト技術。機種によってはラインローラー等にも搭載される。

撥水処理による水玉形成効果により、微細な隙間があっても水の浸入を抑制することに成功。回転抵抗を増やさずに防水効果をアップすることを可能にしました。さらに非接触のため摩耗することなく防水効果も長続きします。

シマノHP 21ナスキー
よだん
よだん

画像はシマノ「15ツインパワー」の説明図です。

現在は、ツインパワー等の上位機種には「Xプロテクト」や「Xシールド」といった防水機能が搭載されていて「コアプロテクト」は下位機種に払い下げの機能となりました。

「21ナスキー」には「ドラグノブ防水機構」が搭載

「ドラグノブの防水機構」とは、ドラグノブにゴムのパッキンパーツを採用することで、ドラグ上部からのドラグ内部への水の侵入を防いでくれる機構です。

ドラグノブの裏側を見るとゴムパーツのあるのと無いのがありますが、それです。

ドラグノブ防水機能の有無。21ナスキーにはドラグノブに防水パッキンがトウイされている。
21ナスキーにはドラグノブにも防水機能が搭載されている
画像引用元(左)画像引用元(右)

「21ナスキー」には「ストッパー切り替え」が無い

3兄弟の最上位の「21ナスキー」にはまだ特徴があります。22サハラ」や「23セドナ」に搭載された「ストッパー切り替え」機能がありません。その点からも防水性能が高いです。

あのスイッチから水が侵入しやすいんですね。(ただし、最小の500番モデルには搭載されています。)

「21ナスキー」には「ハンドルベアリング」が搭載

おまけとして、21ナスキー」にはハンドルノブにベアリングが搭載されていますので、巻き心地も少しアップしたものになっています。ルアーフィッシングにはありがたい機能です。

「21ナスキー」と「23セドナ」のハンドル。ボールベアリングの有無が異なる。 
画像引用元

上図の75番パーツが長男「21ナスキー」のハンドル部のボールベアリングです。「22サハラ」や「23セドナ」ではこのパーツは樹脂パーツとなります(上手72番)。

以上、まとめると、21ナスキー」は3兄弟の中でも防水性が高いモデルとなります。ハンドルノブにボールベアリングが追加されて巻心地もアップしています。

「23セドナ」「22サハラ」「21」ナスキーのまとめ

最後に、3兄弟のそれぞれの立ち位置をまとめます。

23セドナ
 ↓
巻心地アップ
 ↓
22サハラ
 ↓
防水性能アップ
 ↓
21ナスキー

うまく機能を省略してくれているので、釣りの用途に合わせてリールを選ぶことができますね。

よだん
よだん

個人的な3機種の買い分け
・「21ナスキー」…水がかぶる状況で釣りをする人、ルアー釣りがメインの人
・「22サハラ」……大物をメインで狙いたい人
・「23セドナ」……コスパを求める人

「23セドナ」と「22サハラ」は数百円差のこともありますので、ショッピングサイトの価格もチェックしてみてください。

レビューも参考になりますよ(3機種とも高評価です!)。

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