そんな声を受け、今回はAmazonで月間100個以上売れているサビキ仕掛けをランキングにしました。
この記事を見ればサビキ仕掛けの迷いがかなり減るはずです。

堤防からのエサ用サビキ仕掛け限定です。
(船用サビキ、ジグサビキ等は除外しました)
1位 ハヤブサ「小アジ専科」
売上1位はハヤブサの「小アジ専科」です。
釣果を優先する場合に多くの人が使っている完成度が高いサビキシリーズです。
小アジ専科にはいくつかのラインナップがありますが、特に人気なのが「ツイストスキンケイムラレインボー」「白スキン135」「ケイムラサバ皮レインボー」「リアルアミエビ」の4種類です。
| ハヤブサ「小アジ専科」 ツイストスキンケイムラレインボー ![]() | 一番売れているケイムラスキンサビキ | ・4号:200個売上 ・6号1.5:100個売上 |
| ハヤブサ「小アジ専科」 135 ![]() | 白スキンの定番サビキ | ・6号1:200個売上 ・7号1.5:100個売上 |
| ハヤブサ「小アジ専科」 ケイムラサバ皮レインボー ![]() | ケイムラ&魚皮のハイブリッド仕様 | ・6号:200個売上 |
| ハヤブサ「小アジ専科」 リアルアミエビ ![]() | アミエビに似せた目玉が特徴のピンクスキンサビキ | ・4号:100個売上 ・5号1:100個売上 |

【実際に使った感想】
小アジ専科はケイムラレインボーやここにはない「蓄光」をよく使います。
よく釣れる仕掛けです。

ケイムラレインボーはケイムラ素材が厚巻きされているのが特徴で、UVライトを当てるとよく目立ちます。

2位 マルフジ「改良トリック7」「トリックエース」
2位はマルフジの「改良トリック7」と「トリックエース」です。
これらはアミエビをハリに付ける「トリックサビキ」用のサビキです。
エサを直接ハリに付けるのですから、手返しは落ちますが普通のサビキとは食いが違います。
そのため、トリックサビキは釣れない場合の「最終兵器」として人気です。
マルフジのトリックサビキは2つの系統があります。
「改良トリック7」は7組の大小の親子ハリがセットされている仕様で、より人気があります。
対して、「トリックエース」は同じ大きさのハリが2つ付いているツインフック仕様です。アミエビの保持力ならこちらが上です。
| マルフジ「改良トリック7」 朱塗 ![]() | 日中に抜群のトリックサビキ | ・3.5号:200個売上 ・6号:300個売上 ・7号:100個売上 |
| マルフジ「改良トリック7」 夜光 ![]() | 暗いときや濁り用のトリックサビキ | ・4号:100個売上 ・5号:200個売上 |
| マルフジ「トリックエース」 夜光 ![]() | ツインフックなのでアミエビをたくさん保持できる。 夜光仕様で濁りや暗所に強い。 | ・5号:100個売上 ・6号:100個売上 |

【実際に使った感想】
すべてのシリーズを渋いときに愛用しています。
暗いときはエースの夜光、明るいときはウィリーをよく使います。

3位 ライズウェイ「爆釣サビキ」
3位はライズウェイの「爆釣サビキ」です。
この仕掛けの特徴は3枚で300円前後(1枚100円前後)の「価格の安さ」です。
サビキ仕掛けは1枚300~400円程度で販売されていることが多いですから、この商品のコスパは相当のものです。
よく釣れているときには、こうした格安サビキで十分な釣果が得られます。
特に活性が高い状況では、ハリがフグに取られたり、ハリ先が鈍ったりすることも多く、そんなときはこうした安いサビキも活用して仕掛けの交換はマメにするのが釣果を伸ばすコツです。
「爆釣サビキ」はいくつかの種類がありますが、人気は「ピンクサビキ」と「ハゲ皮サビキ」です。
| ライズウェイ「爆釣サビキ」 ピンクサビキ ![]() | コスパ重視のピンクスキンサビキ | ・3号:100個売上 ・6号:300個売上 |
| ライズウェイ「爆釣サビキ」 ハゲ皮サビキ ![]() | コスパ重視のハゲ皮サビキ | ・4号:100個売上 ・5号:100個売上 |

【実際に使った感想】
普通に使えるサビキですが、長期間保存でサビが発生したりスキンの劣化がありました。

4位 オーナー「ショートハイパーパニック7」
4位はオーナーの「ショートハイパーパニック7」です。
「パニック」シリーズは、小さなエサを捕食している魚に効果的なサビキです。
小針&細仕掛けが特徴で、カタクチイワシ、豆アジ等には無敵の強さを誇ります。
「いるんだけど食わない魚」に効果的な仕掛けです。
「パニック」シリーズにはさまざまなバリエーションがありますが、一番人気の「ショートハイパーパニック7」は扱いやすい7本針のフラッシャー仕様です。
| オーナー 「ショートハイパーパニック7」 ![]() | 小さなエサを食う魚にはコレ | ・2号:100個売上 ・3号:100個売上 ・4号:100個売上 ・5号:100個売上 |

【実際に使った感想】
ショートではないハイパーパニックを使いましたが、よく釣れます。
同じようなコンセプトのがまかつの小魚サビキ(廃番)を愛用していました。
細糸系はハリがなくなりやすいので、小物専用です。
5位 マルシン漁具「るんるんサビキ」
5位はマルシン漁具の「るんるんサビキ」です。
こちらは3枚セットで300円程度の格安サビキです。
格安ながら2号という小さな針のラインナップがあるのがポイントで、小針を試したいけど新品を出すのはちょっと、というときに活躍する貴重な存在です。
ショートタイプなので子どもでも扱いやすい長さです。
「ピンク」と「シロ」の2つのカラーがありますが、ピンクが人気です。
| マルシン漁具 「るんるんサビキ」 ピンク ![]() | 格安コスパのサビキ仕掛け | ・2号:200個売上 ・4号:100個売上 |

【実際に使った感想】
RISEWAYの爆釣サビキよりスキンの劣化が少ない。
6位 がまかつ「ケイムラパールスキンサビキ」
6位はがまかつの「ケイムラパールスキンサビキ」です。
こちらはハリの最大手メーカーの一つ、がまかつ謹製のサビキ仕掛けです。
ハリの鋭さは折り紙付き。
その名の通り、ケイムラのスキンサビキなのですが、特徴はパールホワイトのハリにケイムラコートを施してハリまでケイムラにしたこと。
これによってスキンだけのケイムラサビキよりアピール力はよりアップしています。
類似商品でハゲ皮仕様の「ケイムラパールハゲ皮サビキ」もありますが、スキン仕様のこちらが人気です。
| がまかつ 「ケイムラパールスキンサビキ」 ![]() | ケイムラアピールに特化したサビキ | ・4号:100個売上 ・5号:100個売上 |
7位 ハヤブサ「太ハリスサビキ」
7位はハヤブサの「太ハリスサビキ」です。
特徴はその名の通り「ハリスが太い」ということ。
大物狙いはもちろん、投げサビキやブッコミサビキで仕掛けを安心して投げたい場合に活躍する仕掛けです。
ラインナップは全部で3色あります。
暗い時間帯に活躍する「蓄光スキンレッド」「蓄光スキンフラッシュ」。
一番人気の「リアルシラス」はケイムラスキンのサビキです。

【実際に使った感想】
夜光Verを夜釣りで使用。
太ハリスのメリットでヒラメが釣れたことも。
(おまけ)ささめ針「ウルトラ簡単飛ばしサビキ」
おまけに、一番売れているサビキのセットを紹介します。
ささめ針「ウルトラ簡単飛ばしサビキ」です。
売上数は1ヶ月でなんと700個オーバー!
ウキを付けて少し遠くにサビキ仕掛けを投げる「飛ばしサビキ」(投げサビキ)のセット仕掛けです。
初心者にはやや複雑な半遊動ウキ仕掛けをセットしてあるので、一度結ぶだけで簡単に使うことができます。
こうした商品の良いところは、買い忘れがないこと。
はじめての1個におすすめです。
(補足)ハリのサイズとバケの選び方
サビキのハリのサイズやバケの種類はよく売れている組み合わせを買っておけば問題ありません。
個人的な現場での選び方は以下の通りです。
ハリのサイズ
サビキ仕掛けのハリのサイズは、魚の大きさに合わせて決めます。
サビキのハリは小さくないと食わない魚がいるので、小さめのハリを使うことからスタートします。
ハリス切れを起こしたり、魚の口からハリが外れることが多ければ、サイズを上げます。
だいたい20センチまでの魚に対応できる4号~5号と小魚用に1号~2号程度の小さなハリのサビキがあればあまり困ることはないでしょう。
小さなハリのサビキは、ハイパーパニックのような極小のものも用意しておくとカタクチイワシ等が接岸したときにかなり強いです。
トリックサビキはバケ(飾り)が付いていないぶん、通常のサビキより+1号程度のサイズでOKです。たとえば、4号のサビキを使っているならトリックサビキなら5号を使うといった具合です。
バケの種類
サビキのバケ(装飾)は以下の5種類がポピュラーです。
・ピンクスキン
・ケイムラスキン
・魚皮(サバ・ハゲ)
・フラッシャー
・ウィリー
特に「ピンクスキン」、「ケイムラスキン」、「魚皮」が人気です。どれも効くときがあるので余裕があれば3種類持っておきたいところです。

個人的な選び方
2つの特性の異なるサビキを連結させて釣っていると、サビキは「夜に釣れるタイプ」と「昼に釣れるタイプ」に分けられることがわかります。蓄光仕様や夜光玉が付いているものは夜に目立つので強いです。蛍光色や魚皮系は光の反射率が高く、よく目立つので日中に強いです。それぞれを「夜に目立つ系」「日中に目立つ系」とします。
・「ピンクスキン」はアミエビに紛れ込ませてバケを食わせるというサビキ釣りの釣り方に最適化されたものです。一番の定番となっており、そのバリエーションも多数存在します。
・「ケイムラスキン」は最近の人気色です。スキンとは合成ゴムのこと。ケイムラ(=蛍光紫)カラーは魚が捕食対象を探すときの目印になりやすいので有効だとされています。日中に目立つ系です。
・「魚皮」はもっとも伝統的なバケの一種です。カワハギやサバといった本物の魚の魚皮が使われています。これもケイムラと同じように紫外線ライトを当てるとよく光ります。がまかつでは「泉州サビキ」「相馬サビキ」とったその土地で特に効くバリエーションが存在します。日中に目立つ系です。
・「フラッシャー」はパニックサビキなど小魚用のものに限られます。エサを小さく見せたい場合に有効です。
・「ウィリー」はこの中ではマイナーですが、毛糸のようなバケで、ウィリー仕様のトリック仕掛けではアミエビの汁を吸いこむのでバケに味がつくという仕組みになっています。秘密兵器として愛好家がいるサビキです。蛍光色のウィリーは日中に目立ちます。














初心者でどのサビキ仕掛けを買えばいいのかわからない。
長年サビキ釣りをやっているけれど、世間一般の売れ筋も気になる。