「26ソアレBB」を検討しているけれど、どんなリールなの?
本記事はシマノのライトゲーム入門機「26ソアレBB」(2026年7月発売)を検討している方のための記事です。
よく比較される機種との比較をしながらリールの特徴を明らかにしていきます。
特に「番手選び」では注意点がありますので、「26ソアレBB」を検討している人はぜひご一読くださいね。
では、早速いってみましょう!
「26ソアレBB」の「26」は2026年発売という意味です。
【概要】:「26ソアレBB」のざっくりまとめ
詳細な話に入る前に、まず「26ソアレBB」のポイントをまとめておきます!
「26ソアレBB」のポイントは以下の3点です!
- 新機能は3つ(インフィニティクロス、インフィニティドライブ、アンチツイストフィン)
- 中身は「25アルテグラ」とほぼ同じのコスパ機!
- 500SPGだけは別物!軽量特化の特殊仕様!
【新旧比較】:前モデル「22ソアレBB」との違い
まず、旧モデル「22ソアレBB」との比較をして、今作の「26ソアレBB」では何が進化したのかを見ていきましょう。


21アルテグラベースから25アルテグラベースになった。
「22ソアレBB」と「26ソアレBB」の違いは下表の通りです。
22ソアレBB![]() ![]() | 26ソアレBB![]() ![]() | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 番手 | 500SPG | C2000SSPG | C2000SSHG | 500SPG | C2000SSPG | C2000SSHG |
| メーカー価格 | 18,200円 | 18,700円 | 20,500円 | 21,500円 | ||
| 自重 | 155g | 185g | 150g | 180g | ||
| ハンドル長 | 40mm | 45mm | 45mm | |||
| ハンドルノブ | 小型 | 薄型 | 小型 | 薄型 | ||
| インフィニティクロス (高耐久ギア) | ー | ー | 搭載 | |||
| インフィニティドライブ (巻きの向上) | ー | 搭載 | 搭載 | |||
| アンチツイストフィン (糸落ち防止) | ー | ー | 搭載 | |||


ソアレBBの500番とC2000番では全くの別物となります。500番は17ソアレCI4+からほぼ変わらず、 C2000番はアルテグラのカスタムモデルとして進化してきました。
⚫️価格:メーカー価格は同一番手で2,300円~2,800円アップ、13~15%程度の値上げです。実売価格ではもう少し価格の上昇は抑えられます。この価格アップで3~6つの変化があります(番手による)。
⚫️自重:自重は前モデルから5gの軽量化がされています。この5gは、メインシャフトの材質がステンレスから軽量なアルミニウムに変更されたためです。
⚫️ハンドル長:C2000系統は前モデルよりギア比がわずかに低くなりました。また、ハンドル長がすべて45mmになりました。特にハンドルが5mm長くなったPG(500SPGとC2000SSPG)で巻き上げトルクが5.4~7.4%アップしています。
ロングハンドル化で、ハンドルの移動距離に対する糸の巻取り量が少なくなります。「てこの原理」を思い浮かべればわかるように、巻き上げ力がアップすると同時に、巻き上げ速度が低下します。
ロングハンドルにより、ライトゲームにおいてはレンジキープがしやすくなる一方で、ハンドルを巻きながら得られる情報量は少なくなります。そのため、荷重変化を感じるためにあえて短いショートハンドルに交換するユーザーもいます。
⚫️ハンドルノブ:ハンドルノブはC2000SSPGで変化がありました。前モデルでは、C500SPGとC2000SSPGは軽量化最優先の小型軽量I型ハンドルでしたが、26ソアレBBでは、小型軽量I型ハンドルはC500SPGだけで、C2000SSPGはHGと同じ薄型軽量I型ハンドルになりました(下図)。


小型ノブは指先でノブをつまむスタイルで、誘い精度の向上が見込めます。薄型はグリップ力に優れ、汎用性が高いです。
⚫️新機能:26ソアレBBで新たに搭載された機能はC500SPGではインフィニティドライブのみ。C2000系では、ベース機の新機能(21アルテグラ→25アルテグラ)がそのまま反映されているので、インフィニティドライブ、インフィニティクロス、アンチツイストフィンの3つが搭載されています。
各機能を簡単に言えば以下の通り。
- 「インフィニティクロス」 → ギアの耐久性がアップ
- 「インフィニティドライブ」→ 巻き上げ力がアップ
- 「アンチツイストフィン」 → ライントラブルが減少
インフィニティクロスとは?
「インフィニティクロス」とは接地面積が増加したギアのことです。
新旧のギアの歯面の比較画像をみると、歯面がかなり長くなったのがわかります(下図)。


シマノの負荷シミュレーションの結果を見ると、インフィニティクロスでは強い負荷がかかる赤い部分が減っていることがわかります。


ギアに集中的な負荷がかかることを防ぐことで、ギアの耐久性が従来品の約2倍になったそうです。
ライトゲームはキャストを繰り返す釣りなので、ギアの耐久性アップはリールを長く使ううえで大きなメリットですね。
※500SPGには搭載されません。
インフィニティドライブとは?
「インフィニティドライブ」とは、スプールを上下させる棒(メインシャフト)をより滑らかに動くようにした構造のことです。


そもそも「メインシャフト」はスプールを上下させるパーツですから、ここが滑らかに動作できるようになることで、巻きが軽くなるのです。
ライトゲームでは、巻きが軽くなることでリトリーブ中に感じるルアーの違和感に気づきやすくなります。
なお、具体的な仕組みは、機種によって異なります。
- メインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持する(SW機等)
- メインシャフトを最適化されたピニオンギアで支える(汎用機等)
- メインシャフト自体を特殊表面処理や特殊加工する(ストラディック以上)


画像出典:シマノHP
26ソアレBBは25アルテグラベースの機種なので、「最適化されたピニオンギア」が搭載されています。500SPGにも搭載されているのが嬉しいですね。
アンチツイストフィンとは?
「アンチツイストフィン」とはラインローラー下部の弾性体のフィンです。


これにより糸が脱落した状態(いわゆる「糸落ち」)を防ぐため、ライントラブルが低減します。
細糸PEラインを使う昨今のライトゲームでは、風などの要素でラインローラーから糸が脱落しがちです。アンチツイストフィンはこうしたトラブルを防いでくれる縁の下の力もちなのです。
※500SPGには搭載されません。
22ソアレBB(旧型)が優れている点は「価格」です(下表)。
| 番手 | 22ソアレBB 実売 | 26ソアレBB 実売 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 500SPG | 13,568円 | 14,457円 | +889円 |
| C2000SSPG | 10,283円 | 15,253円 | +4,970円 |
| C2000SSHG | 11,198円 | 16,081円 | +4,883円 |
■C2000系の場合
旧モデルのC2000系は新モデルのC2000系より5,000円程度も安いです。価格の安さはかなり魅力的です。5,000円を支払うことで、5グラムの軽量化、高耐久ギア(インフィニティクロス)、巻きのアップ(インフィニティドライブ)、糸落ち防止機構(アンチツイストフィン)、PGモデルならロングハンドル化による巻き上げ力が手に入るということです。初期費用を抑えたい人は22ソアレBBを、釣行回数が多くライントラブルを減らしたい人は26ソアレBBを選ぶとよいと思います。
■500SPGの場合
500SPGの場合、新旧の差額は1,000円弱です。1,000円で、5グラムの軽量化、巻きの向上(インフィニティドライブ)、ロングハンドル化による巻き上げ力のアップを手に入れることができます。ただし、500SPGを買う一番の動機は「自重の軽さ」なので、5グラムの軽量化を1,000円で買うと考えてもよいです。これは微差なのでC2000系と比べると意見が分かれそうです。
【カスタム比較】:ベース機「25アルテグラ」との違い
続いて、「26ソアレ」(C2000系)とカスタム元の「25アルテグラ」を比較をします。


ローターもボディも同じデザイン。
見た目の外観はそっくりだということがわかると思います。駆動系の内部パーツもほぼ同じで、搭載機能もほぼほぼ同じです(下記のタブ「共通部分」「展開図」をご参照ください)。
ここでは、26ソアレBBのC2000系と、25アルテグラのC2000系の比較表を詳しく見ていきます。
共通する部分は黒字、異なる部分を赤字で示しています。
⚫️価格:メーカー価格は26ソアレBBのほうが2,000円上です。実売ではもう少し価格差は少なくなります。ここでは、「カスタム費用は2,000円」と考えてみましょう。
⚫️自重:両機の自重は同じです。主とするパーツ類がほぼ同じものですからね。HGでは、ギア(ドライブギア、ピニオンギア、ウォームシャフト)系も同一のパーツですし、ギア比が異なるモデルでも、アルミニウム製のメインシャフトを採用するなど、内部機構は同一のパーツが使われています。
⚫️ドラグ:両機のおもな違いの1つ目は「ドラグタイプ」です。アルテグラは一般的な「バーサタイルドラグ」ですが、26ソアレBBには「ハイレスポンスドラグ」が搭載されています。ハイレスポンスドラグはライトゲーム専用のドラグです。実用ドラグ力が1kgの繊細さを持ちながら、勢いよく糸が出てもドラグ力がアップしにくいため、口切れや細糸のラインブレイクを低減してくれます。
ハイレスポンスドラグとは?
「ハイレスポンスドラグ」はライトライン専用のドラグです。
超細糸を使うライトゲームで、勢いよく糸が出たときに滑らかにドラグが出るため、ラインブレイクを低減してくれます(下図)。


また、一度ドラグが出だすと、ほぼ同じテンションでドラグがかかるのでロッドの曲がりの変化を起こしにくく、バレにくさもアップします。
その秘密はドラグワッシャーにあります。アルテグラのような汎用のスピニングリールの「バーサタイルドラグ」では、フェルト素材のドラグ座金が使われます。ドラグ力は糸が引き出される速度に対応してリニアに変化します。
対して、「ハイレスポンスドラグ」ではカーボン素材のドラグ座金を使うことで糸の勢いが増してもドラグの力がアップしにくい特性が出ます。カーボンワッシャーといえば、SW機用のタフなイメージがありますが、その対極のライトゲームにも使われるのは面白いですね。
⚫️スプール:両機の主な違いの2つ目は「スプールサイズ」です。25アルテグラは「C2000S」です。一方で26ソアレBBは「C2000SS」です。Sが多く付けばそれだけ浅溝になります。


シマノHP
スプールの違いで「糸巻き量」が変わります(下表)。
| 機種 | 25アルテグラ![]() ![]() | 26ソアレBB![]() ![]() |
|---|---|---|
| 番手 | C2000S C2000SHG | C2000SSPG C2000SSHG |
| スプールサイズ | C2000S | C2000SS |
| 糸巻き量 | ナイロン3lb 125m フロロ3lb 110m PE0.4号 220m | ナイロン3lb 100m フロロ3lb 95m PE0.4号 200m |
シマノの糸巻き量計算ツールを一部使用。
25アルテグラの「C2000S」も26ソアレBBの「C2000SS」もスプールの最大直径「スプール径」と溝の長さ「ストローク長」は同じですが、溝の深さが異なります。Sはシャロースプール(浅溝)であり、SSは更に浅溝のモデルです。SよりSSは10%程度糸巻き量が減るので、よりライトラインを無駄無く使いたい人向けの仕様になっています。
⚫️巻き上げ力/巻き上げ速度:両機の主な違い3つ目は「巻き上げ力・巻き上げ速度」(トルク比)です。
25アルテグラと26ソアレBBのHG(ハイギア)の巻き上げ力・巻き上げ速度は同じです。これはハンドル長・ギア比・スプール径が同じためです。
25アルテグラのC2000S(ノーマルギア)は25アルテグラと26ソアレBBのHGモデルとハンドル長・スプール径は同一ですが、ギア比が低く設定されており、両機のHGより5%程度トルク比が高くなります。
26ソアレBBのC2000SSPG(パワーギア)はさらにギア比が低く、5%以上トルク比が高くなります(つまり、ハンドルの移動距離に対して糸を巻く長さが短い)。巻き上げ力が強く、巻き上げ速度が低いため、移動距離を少なくしたいスローな釣りに有効です。
具体的なトルク比の計算方法はコチラをご覧ください。
⚫️ハンドル:両機の主な違い4つ目は「ハンドルタイプ」です。一見同じように見えるハンドルですが、25アルテグラのハンドルは、「折りたたみ可能なねじ込み式ハンドル」です。一方で26ソアレBBのハンドルは、「折りたたみ不可能なねじ込み式ハンドル」です(下図)。


どちらもねじ込み式だが、折りたたみ可否が異なる
折りたたみ可能なタイプは収納性を重視したものです。折りたたみ不可能なタイプは、ガタツキをより減らすことができるメリットがあり、高級機ではすべてこの仕様のハンドルになっています。
以上見てきたように、専用機であるソアレBBは、ライトゲーム用にカスタムされています。
カスタム費用を上乗せすることで1)ハイレスポンスドラグが搭載され、2)スプールが少し浅溝になり、3)PGモデルが選択でき、4)ハンドルタイプが折りたたみ不可の本格的ねじ込み式ハンドルとなります。
個人的には、ライトゲーム専用機として、特にジグ単でスローな釣りをする人は26ソアレBBのPGモデルを選ぶことをおすすめします。また、エリアトラウトでも使いたい人はソアレBBのハイレスポンスドラグが有効です。HGモデルを検討する場合は25アルテグラを選ぶのも有力でしょう。
【シリーズ比較】:上位モデル「25ソアレXR」との違い
続いて、シリーズ上位機「25ソアレXR」と比較をします。


ソアレシリーズとは?
シマノの「ソアレ」シリーズは、アジング・メバリングなどの海での小型魚を対象としたルアーフィッシングである「ライトゲーム」の製品に付与されるシリーズ名です。竿、リール、ルアー、糸などがあります。
シマノの釣種専用シリーズに使用されるグレードは最上位のリミテッド~入門のBBまで全部で6種類あります。リールでは、2026年現在は「25ソアレXR」「26ソアレBB」の2種が発売されています(下表)。
| グレード名 | ソアレ (リール) |
|---|---|
| リミテッド (LIMITED) | ー |
| エクスチューン (XTUNE) | ー |
| XR (X-Technology Revolution) | ◯ |
| SS (Superior Spec) | ー |
| TT (Tuned by Technology) | ー |
| BB (Blood Brother) | ◯ |
XRもBBも同じ「ソアレ」ですが、性格が異なります。
| 機種 | 25ソアレXR![]() ![]() | 26ソアレBB![]() ![]() | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 番手 | 500SPG | C2000SSPG C2000SSHG C2500SHG | 500SPG | C2000SSPG C2000SSHG | |||
| メーカー価格 | 39,000円 | 40,000円 | 20,500円 | 21,500円 | |||
| デザイン | 17ソアレCI4+ | 24ヴァンフォード | 17ソアレCI4+ | 25アルテグラ | |||
| 自重 | 135g | 150g | 150g | 180g | |||
| ローター特性 | 軽量・低慣性 | 高慣性 | |||||
| ハンドルノブBB | 2個 | ー | |||||
| リジッド サポートドラグ | 搭載 | ー | |||||
25ソアレXRのポイント
25ソアレXRのC2000とC2500は、中級上位の「24ヴァンフォード」がベースになっています。その根幹は、カーボン混合樹脂「CI4+」製の軽量低慣性なローターが搭載されたMGLシリーズであることです。ハンドルの巻き・止めが軽快にできるのが特徴です。ベース機をライトゲーム仕様(CI4+製ハンドル、浅溝スプール、ハイレスポンスドラグ)にして、スプール支持部をボールベアリング2個で滑らかにする「リジッドサポートドラグ」搭載でドラグの作動がさらに滑らかにしたものです。


26ソアレBBと比べると、25ソアレXRのC2000・C2500は自重が30gも軽いです。ライトゲーム用の竿は50g~70g前後のものが多く、タックル全体でみると15%程度の差になります。相応の手感度の向上が見込めます。また、ハンドルノブにBBが2個搭載されているので巻きが滑らかになります。人気のC2000SSPGのハンドルノブは繊細な小型軽量I型です。C2500Sのスプールがある点も異なります。
26ソアレBBのポイント
26ソアレBBはすでに述べたように、中級下位の「25アルテグラ」がベースになっています。その根幹は、高強度樹脂製のローターが搭載されたコアソリッドシリーズであることです。巻きの釣りを得意とします。ベース機をライトゲーム仕様(ハイレスポンスドラグ、浅溝スプール)にして、折りたたみ不可の本格的ねじ込み式ハンドルを搭載したものです。
注目すべきはそのコスパです。25ソアレXRのおよそ半分の価格ながら、ライトゲームに必要な要素を抑えています。実はドライブギアやピニオンギア等の主要なギアは25ソアレXRと同じものが使われています。
25ソアレXRと26ソアレBBはメーカー価格で18,500円の差があります。この金額で軽量化、低慣性ローター、ハンドルノブに2個・ドラグに2個のボールベアリングを買うかどうかです。
個人的には、すでにライトゲームにどっぷりハマっている人は25ソアレXRを選ぶべきですが、入門者は26ソアレBBから入っても十分だと思います。特にアジングにおいては竿にも投資をしたいところです。
【ライバル機比較】:ダイワ「24月下美人X」との違い
シマノの「ソアレ」に対するダイワのライトゲームのシリーズ名が「月下美人」です。
「月下美人」シリーズとしては竿もリールもルアーもあります。2026年現在、リールとしては上位の「23月下美人」と下位の「24月下美人X」が販売されています。
26ソアレBBのライバル機は価格が近い「24月下美人X」です。比較していきましょう。


| 小区分 | 24月下美人X![]() ![]() | 26ソアレBB![]() ![]() | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 番手 | LT1000S-P | LT2000S-P LT2000S | 500SPG | C2000SSPG | C2000SSHG |
| メーカー価格 | 18,700円 | 20,500円 | 21,500円 | ||
| 自重 | 185g | 190g | 150g | 180g | |
| ローター特性 | 軽量・低慣性 | 高慣性 | |||
| メインギア特性 | 普通 | 高耐久 | |||
| 巻き上げ特性 | 普通 | パワー寄り | やや高速 | ||
| ライントラブル低減 | 糸ヨレしにくい | ー | 糸落ちしにくい | ||
| 防水機構 (搭載箇所) | マグシールド (ピニオン) | Xプロテクト (ラインローラー) | Xプロテクト (ピニオン・ラインローラー) | ||
表の赤字が注目ポイントです。
24月下美人Xのポイント
ダイワの「24月下美人X」のポイントは、ローターの特性です。カーボン混合樹脂の「ザイオンV」製のエアドライブローターを搭載していますので、巻き・止めがしやすい軽量かつ低慣性なローターとなっています。また、ピニオンギア部分に「マグシールド」が搭載されているので、メンテナンスをあまりしないでリールを使いたい人にはもってこいです。ただし、海水の侵入経路となる逆転ストッパーが搭載されているうえ、ボールベアリングが防錆タイプではないので、過信は禁物です。ラインローラーには「ツイストバスターⅢ」が搭載されているので、糸ヨレが発生しにくいです。メーカー価格は26ソアレBBより少し安いので、その点もうれしいですね。
マグシールドとは?


マグシールドはダイワの独自技術で、磁性を持つオイル(マグオイルで壁をつくることで、防水・防塵性能を上げる機能です。24月下美人Xにはメインシャフトからの侵入を防ぐためにピニオン部に搭載されています。日常的にあまりメンテをしなくても性能が長続きする良さがあります。ダイワによると、実際に回転異音発生率が下がっているそうです。一方で、マグオイルの飛散問題、分解メンテのしにくさ、巻きが若干ですが重くなるというデメリットもあります。そのために最上級~上級機ではマグシールドレスのST機も登場しています。
26ソアレBBのポイント
シマノの「26ソアレBB」のポイントは、まず自重です。24月下美人より10グラム~軽量になっており、タックル重量を気にするライトゲーム用の強い味方になっています。また、超々ジェラルミン製のHAGANEギアが搭載されており、C2000系においてはさらに従来より耐久性が2倍の「インフィニティクロス」も搭載されておりメインギアの耐久性が非常に高くなっています。全機種で45mmのハンドル&「インフィニティドライブ」が搭載されており、巻き上げ力が強く巻き感もアップしています。C2000系には「アンチツイストフィン」が搭載されており、糸落ちがしにくい仕様になっています。防水機構としては、撥水&ラビリンス構造で水の侵入を防ぐ「Xプロテクト」が搭載されているうえ、海水侵入の原因となる逆転スイッチがないストッパーレスボディ(500SPGを除く)&防錆ボールベアリング(SA-RB)仕様。長期使用・自己メンテナンス派向きの機種となっています。
Xプロテクトとは?


Xプロテクトはシマノの防水技術で、撥水処理(コアプロテクト)に加え、ラビリンス構造を設けることで、海水の侵入を防ぐものです。26ソアレBBには、ラインローラー部とピニオン部(C2000のみ)に搭載されています。メリットは、巻きが重くならず、オイル飛散の問題が起きず、自己分解メンテナンスが可能です。デメリットは、マグシールドと比べると防水・防塵性能は落ちるという点です。
「24月下美人X」と「26ソアレBB」はメーカー価格で1,800円~2,800円の差があります。26ソアレBBは軽量さ、耐久性という点で、24月下美人Xより優れています。24月下美人Xは、ローターが軽量・低慣性という点で26ソアレBBより優れています。どちらを選んでも好みの範囲ですが、糸を巻きながらの感度を重視するなら24月下美人Xを、それ以外なら後発の26ソアレBBのほうが全体的に優れたものになっているのでおすすめです。
ドラグ力が最大5kgの24月下美人Xですが、ドラグ力は強ければよいわけではありません。むしろ、ライトゲームにおいては最大ドラグ力は低いほうが、実用ドラグ力が低くなるために糸切れ防止しやすいです。
【購入ガイド】:「26ソアレBB」の番手の選び・カスタム情報
製品ラインナップ
「26セフィアBB」は全3機種です(下表)。


サイズは、500番とC2000系(1000番)の2種類です。
とにかく自重の軽さに特化した500番と機能が充実しているC2000系です。
26ソアレBB 500SPGとC2000系の機能の違いの一覧表
| 項目 | 26ソアレBB 500SPG | 26ソアレBB C2000系 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ボールベアリング数 | 4個 | 5個 | 500番にはピニオンギア下のBBが非搭載 |
| マイクロモジュールギアⅡ | ー | ● | 静かで巻き心地が滑らかなギア形状 |
| サイレントドライブ | ー | ● | パーツのクリアランスの最適化で静かで滑らかな巻き心地 |
| X-SHIP | ー | ● | ピニオンギア両端をBBで支持する等の構造でパワフルに巻ける |
| インフィニティクロス | ー | ● | ギアの接触面積の増大でギアの耐久性アップ |
| アンチツイストフィン | ー | ● | 糸落ち防止フィンでライントラブルを低減 |
| Xプロテクト搭載箇所 | ラインローラー | ラインローラー ・ボディ | C2000には撥水+ラビリンス構造の防水構造がピニオン部に搭載される |
| ボディ材質 | 高強度樹脂 | CI4+ | CI4+のほが軽量 |
| オシュレーション方式 | カム式 | クロスギア式 | カム式は軽量優先。クロスギア式は巻き心地とロングストロークスプールと好相性。 |
| ロングストロークスプール | ー | ● | 長いスプールで飛距離アップ |
| ストッパー切替機能 | ● | ー | 逆転ストッパーがあると防水性能は落ちることも |
C500SPGは30グラム軽量であることを引き換えに多くの機能を犠牲にしていることがわかると思います。
C2000系にはパワーギア(PG)とハイギア(HG)の2タイプがあります。
パワーギアは巻き速度が遅いのが特徴です。ハイギアは巻き速度が速いのが特徴です。
スペック詳細
・表はスワイプ/キーボード(←/→)でスクロールできます。
・※は非公式データです。
| 品番 | スプール径 /ストローク | ローター サイズ ※ | ボディ サイズ ※ | ギア比 | ドラグ力 | 自重 | 糸巻量 ナイロン | 糸巻量 フロロ | 糸巻量 PE | 最大巻上長 (ハンドル1回転) | ハンドル長さ | トルク比 ※ | ハンドルノブ ※ | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 500SPG | 39.5mm /8mm | ♯500 | ♯500 | 4.7 | 実用1kg 最大3kg | 150g | 2lb115m 2.5lb100m 3lb70m | 2lb90m 2.5lb80m 3lb65m | 0.3号140m 0.4号100m 0.6号80m | 58cm | 45mm | 48.7% | 小型軽量I型 | 4/1 | 20,500円 |
| C2000SSPG | 43mm /13.5mm | ♯1000 | ♯1000 | 4.4 | 実用1kg 最大3kg | 180g | 2.5lb140m 3lb100m 4lb90m | 2lb170m 3lb95m 4lb75m | 0.6号140m 0.8号100m 1号70m | 59cm | 45mm | 47.9% | 薄型軽量I型 | 5/1 | 21,500円 |
| C2000SSHG | 43mm /13.5mm | ♯1000 | ♯1000 | 6 | 実用1kg 最大3kg | 180g | 2.5lb140m 3lb100m 4lb90m | 2lb170m 3lb95m 4lb75m | 0.6号140m 0.8号100m 1号70m | 81cm | 45mm | 34.9% | 薄型軽量I型 | 5/1 | 21,500円 |
番手の選び方
番手の選び方は単純で、軽さだけをとるならC500SPG、汎用性をとるならC2000SSPG、巻き上げ速度の速さをとるならC2000SSHGです(下表)。
| 番手 | 特徴 | おすすめの釣り方 | 理由 |
|---|---|---|---|
| 500SPG | 軽い | 常夜灯まわりの近距離アジング・ジグ単 | 150gの自重の軽さで1g前後のジグ単を繊細に扱える。 |
| C2000SSPG | 汎用性 | アジング全般 メバリング(プラグ) | 巻き上げ速度が遅いのでスローな釣りに。 ジグ単のレンジキープ、プラグのスロー引きに。 |
| C2000SSHG | 巻き上げ速度 | フロート・キャロの遠投 ライトロック | 巻き上げ速度が速いので、糸フケの回収が速い。 フロートリグやキャロライナリグを遠投する釣りに。 根から魚を素早く引き出す釣りに。 |
入門者で迷ったら汎用性の高いC2000SSPGを選べば間違いありません。ライトゲームの主流である「ゆっくり見せる釣り」に向いています。
500SPGを選びたい人は、2つの新機能(インフィニティクロスとアンチツイストフィン)をはじめ、過去の機能の一部が搭載されていないことを理解したうえで選んでください。
人気番手ランキング(予想)
どの番手が人気があるのか、Amazonでの評価数をもとに調べてみました。
26ソアレBBは発売間もないので、22ソアレBBでの集計結果です。
⚫️1位は、C2000SSPGです。汎用性が高いので、入門者の一台目としてニーズがあります。レビューも概ね好評、アジング、メバリングだけでなくエリアトラウトにも使う人がいました。
⚫️2位は、C2000SSHGです。レビューではこちらもエリアトラウトに使う人がいました。ライトラインで大物を掛けることができるハイレスポンスドラグとの相性がよいです。
⚫️3位は、C500SPGです。特殊番手ですが、人気はありますね。レビュでーやはりエリアトラウトに使う人がいました。
26ソアレBBのレビューが増えたら更新します!
たぶん1番人気
カスタム情報
カスタムなしでも十分な性能の26ソアレBBですが、カスタムしてみるのも一手です。
| パーツ | 適合する型番 |
|---|---|
| ハンドルノブ | A |
| ハンドル | H-10 |
| ハンドルスクリューキャップ | HC-1(500SPG) HC-3(C2000系) |
| リールスタンド | C(500SPG) C,D(C2000系) |
ハンドルノブBB追加
公式カスタムにはありませんが、ハンドルノブにボールベアリングを2個追加してさらに滑らかな巻き心地にカスタムできます。サイズは内径4mm、外径7mmのシールド付き(740ZZ)です。
ミネベア製がコスパ最高
防錆タイプならコレ
リールスタンド
傷防止用にリールスタンドをつけるカスタムも人気です。リールスタンドのタイプは夢屋のCタイプ(500とC2000)とDタイプ(C2000のみ)が適合します。
シマノ純正の夢屋カスタムパーツ
ハンドル
ハンドルは夢屋のH-10タイプが適合します。長さを変えたい場合や軽さを変えたい場合に検討してみてください。
アルミニウム製で頑丈
CI4+製で軽い
夢屋パーツを買わなくても、他のシマノのリールのパーツを釣具店で注文して装着してもOK。シマノのハンドル互換表から、互換性のあるリールがわかります。26ソアレBBの場合、上はステラ、下はサハラの500番・1000番ボディのねじ込み式ハンドルがつきます。
ハンドルノブ
ハンドルノブは夢屋のTYPE-Aが適合します。軽くしたい場合やコルクタイプなど見た目を変えたい場合にも◯。
超小型軽量ハンドルノブ
スプール
スプールを変えることで、糸巻き量を増減することができます。
シマノ公式の適合表で互換性がわかります。
| 26ソアレBBの番手 | 互換性のあるスプール |
|---|---|
| 26ソアレBB 500SPG | 18ソアレBB 500S 22ソアレBB 500SPG |
| 26ソアレBB C2000SSPG 26ソアレBB C2000SSHG | 25アルテグラ C2000S 25アルテグラ C2000SHG 25アルテグラ C2500SHG |
ヘッジホッグスタジオで検索すると、非公式のカスタムパーツも見つかりますよ。
ただし、カスタムパーツはシマノ純正パーツのみにしたほうが修理にそのまま出しやすいというメリットがあります(社外品だと修理拒否になる可能性があります)。










































































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