フィッシングショーOSAKA2024、私は2024年2月3日(土)に参加しました。
泳がせ、ノマセ釣り視点でみた、当日の様子を書き散らします。
初めて朝イチから行ってみる
今回は、トークショーの出演者やブースのプレゼントを調べて本サイトにまとめた都合上、朝イチから行ってみてサイト情報と現地の整合性がいかほどか見て回ることにしました。
朝イチから行くのはたしか初めてでかなりの混雑ぶりに驚きました。中央線やニュートラムもフィッシングショーの関係者、参加者で埋め尽くされていました。見たことある有名人もチラホラ。大変な賑わいよう。
8時過ぎにインテックスに到着。まずは、シマノブースに行くことにしました。6号館A棟。
すでに数百人は並んでいます。私はシマノの新作PEライン「ハードブル」をいただこうという魂胆です。同じように、PEラインで入場料(前売り1600円)と相殺にしようと企んだ人が数百人はいることでしょう。後ろの人も同じ話をしていました。
シマノのPEはもらえません
9時の10分前に開場。シマノブースに向かいますが、途中のXBRAIDブースの5ガロンバケツ配布もあり、すこし迷いました。しかし、意思を強く持ち、シマノブースへ行きました。順調にアンケート用QRコードを読み込み、回答しながら列に並びます。1000人くらい並んでいるんじゃないかという印象です。
列の途中で、シマノ係員の人が呼びかけます「●●という画面が出ている場合は、景品を受け取れない可能性があります!回答結果一覧がでいいる画面を提示してください」。えっ、自分の画面は「受け取れない」画面なんですが。ブラウザの設定問題なのか、仕方ない、もう一度QRコードを読み込みにシマノブースに戻ります。
しかし、そこには「本日のアンケートは終了しました」の文字が。9時10分のこと。そんなに早く終わるとは。残念。
ということで、シマノのPEラインは受け取ることができず、いろいろ計画たてた出鼻をくじかれてしまいました。寝ずに参加したということもあってメンタルのダメージが大きく、この時点でかなり帰りたくなりました。しばらくベンチで休んで、考え直してブースを見て回ることにしました。
サンラインの再生糸をもらう
思い出したのは、今回は糸の配布が多いということ。シマノ、山豊テグス、サンライン、東レ、あと抽選でオクマゼニス。興味のあったサンラインブースに行って下巻き用の糸の説明を聞きました。この糸、環境に配慮した再生された糸です。PEラインと同じ材質なのですが、ナイロンラインの半分の強度しかないとのこと。PEラインのように編み込みをせず、一本の糸なのだそう。だから下巻き用なんですね。正直下巻きに強度を求めない場合は十分だと思いました。無事、アンケートに回答でき、5号の糸をいただけました。ありがとうサンラインさま。ということでかなりメンタルが戻ってきたので調子に乗って?ほかのブースも見て回りました。
竿で負荷をかけるコーナーもありました。
ブリを入れるバッグを見る
セミナー、キャスティングゲーム、糸の結束チェック等、いろいろ面白いものはあるけれど、泳がせ飲ませ釣りにダイレクトに関係しそうな部分はあまり見当たらりません。やはり釣りの世界は広いですね。一つ気になったのは、バッファローギアの大型の魚を入れられる保冷バッグ。ブリサイズはもちろん、マグロサイズ?まで展開されていました。
大型の魚になると、クーラーボックスに入れようとしたとき、とても巨大なクーラーボックスが必要になってきます。持ち運びが大変なんですよね。そこでこうしたクーラーバッグが扱いやすいという話になるわけです。バッファローギアの製品は釣具店で見たことがなかったので、これはショーに来たかいがありました。値段もそこまで高すぎず、サイズ感、重さも重すぎずいい感じです。難点はチャックは防水チャックになっているので、その締まりが重めという点。
プロックスのブリバッグも見かけました。これは釣具店や釣り場で見かけたことがあります。正直、コンセプトは面白いけれど、これにブリを入れて「ブリ釣りました」感を出して持ち帰る感じは好きではありません。かといって、ブリが釣れなくて空で帰るのもさみしい。「鰤」の文字がなかったらな、と個人的には思います。
アジの捕食について
事前にチェックしていた、がまかつブースでアジングのプロの話を聞きました。アジングでアジがワームを捕食するシーンを撮影した映像をもとに解説してくれたのですが、これが面白い。アジはワームの正面からは襲わず(見切り)、ワームの背後から襲う傾向が見受けられたのです。たしかに、捕食者は逃げるものに反応するといいます。自分から向かってくるエサなんて、自然界にはあまりいませんからね。それがアジに不自然にうつり、バイトしないといいます。
その性質を釣りに応用して食いを立たせるためには、流れに対してどの方向で引けばいいのかを意識すればいいという話でした。様々な角度にキャストしてその日の「食うキャスティングライン」を見つけ出すのです。
ブリの場合も、流れを意識した釣りがキーとなると個人的に思っています。うまく後ろから襲いやすいように、流れに対するエサの位置をコントロールすることを意識します。アジもそうなんだ、と面白い話を聞けました。
ゼニスオクマブースでの出会い
ゼニスオクマブースに立ち寄ると、くじを引けるということで、参加しました。これは100名中大半がアタリをひけるという神ガチャ。4等(35名)がPEラインなので4等を祈って引いたら見事4等。2号のPEラインをいただきました。シマノのかたきをゼニスオクマで返す。どうもありがとうございます。
ガチャ待機中に、ゼニスオクマのリールを眺めていたら、ノマセに使えそうな安いリールをみつけました。アリアというリールで、8000番で実売3000円くらい。スプール径が大きく、ドラグもいい感じで弱い(滑り出しがいい)のでもしかしたら買いかも?どうなんでしょう。イメージ的には、ダイワのジョイナス5000番の軽い版という感じ。格安さもあって興味がそそられます。
ジャッカルブースで針の話を聞く
ジャッカルのブースでは、針の話を聞きました。ノマセに使う伊勢尼系統の針はなぜ掛かりがいいのかということの一つの答えは、針先角度が広すぎない点です。針先角度が広いと、掛かりがよいと思いがちですが、案外そうでもなく、フッキングパワーが逃げやすいのです。
で、ジャッカルブースでのブラックバスの針の話も、タイラバの針の話も、同じような部分に触れて解説していました。特に向こうアワセで釣るブラックバスのホバストや、タイラバでの初期掛かりを重視する場合は、針先角度が狭い針が有効のようです。
タイラバ針の「無双」と「乱舞」では無双はマルセイゴ系、乱舞は針先が開いた伊勢尼という感じの針です。無双のほうがオートマチックにフッキングしてくれるセッティングになっているそうです。対して乱舞は、深く刺さるセッティングのためフッキングをしたらバレにくいとのこと。
大抽選会?そんなものはなかった
そろそろ、終盤、がまかつブースで大抽選会に参加です。昨年参加した際、がまかつブースに大量の人が集まっていたので、今年は自分も参加してみようと思っていました。がまかつといえば、高級釣り具のイメージです。景品もさぞ豪華なんでしょう。最も豪華なのは数万円のコンパクトロッド。たしかに豪華だけど1名のみです。聞けば抽選券は500枚も配布したそうです。そのうちの10~20が当たりとなるので、400人集まったと仮定すると、なにかが当たる確率は40分の1~20分の1となります。高いのか低いのか。そんなことを考えていると、まあとにかく当たりませんでした。
リール
最後に、ダイワやシマノのブースでリールを触ってきました。最後だと人も少ないので触りやすいのです。目的は、シマノの24ツインパワー、ダイワの24セルテートです。手回しとドラグチェックをしましたが、ツインパワーは普通になんの不満もなく、普通にトップレベルのスピニングリールでした。セルテートLT5000Dは予想以上にドラグの滑り出しが軽快で、ATD Type-Lの良さとスプールの軽さを感じました。ノマセ用には個人的にはセルテートLT5000Dが気に入りました。デザインもシンプルでよい!
とりあえず、出鼻はくじかれてものの、結果的には満足して帰路に着きました。帰宅後、HPの情報を修正したり追加したり。まあ疲れました。現場からは以上です。
コメント