釣りウマに釣りを学ぼうシリーズ。
今回は、関西を中心に活躍する釣りウマのYoutuberの「釣りドラ」さんの使用しているタックルや道具類をまとめてみました!
アジング(ライトゲーム)タックル
アジングをはじめライトゲームに使われているのがこちらのタックル。
竿「19ソアレBBアジング S74L-S」(シマノ)

こちらのアジングロッドは「19ソアレBBアジング S74L-S」(シマノ)です。型番はYahoo!知恵袋の同じものを持っていたという人の意見を参考にしました。
現行のソアレBBアジングには7フィートモデルがないので、近いモデルは一つ上のランクのTTの同じ型番のこちら。

リール「18ソアレBB C2000SSPG」(シマノ)

アジング用のリールは「18ソアレBB C2000SSPG」(シマノ)です。ライトゲームに特化したPGを使用しています。現行だと22モデルのこちら。

アジングなら道糸はPE0.3号を主に使われているようです。
ルアーなど
・ジグヘッド ジャックアッパー(アルカジックジャパン)


・ジグヘッド アジメバガチヘッド2.5g(ヤリエ)

・アジアダー クリア、コアホワイト(reins)



・アジ職人 アジマスト 2インチ クリアシルバーFlk.(エコギア)


・アジ職人 ソフトサンスン 3インチ クリアシルバーFlk.(エコギア)


・海太郎 バルキースパテラ 2.5インチ オキアミグロー(ISSEI)


・イージーシェイカー 2.5インチ クリアーシルバーグロー(ケイテック)


・サンドワーム 2インチ ナチュラル(ガルプ)


特定のジグヘッドやワームを使うというより、様々な組み合わせを試しておられるようです。
ワームカラーはクリア、ホワイト、シルバー系が多く、アジングのジグヘッドは1gからスタートして状況次第で変化させることが多いようです。
エギングタックル・シーバスタックル
多くの釣りに使用され、使用頻度が高いタックルです。
エギング、ヤエンなどはもちろん、タチウオ、シーバス、サビキ釣りやときにはライトな泳がせ釣りでも使われることがあります。
竿「ファーストキャストエギングモデル FCS 832EL」(メジャークラフト)

通称、「ボロッボロのエギングロッド」は「ファーストキャストエギングモデル FCS 832EL」(メジャークラフト)です。

グリップエンドはこんな形状です。
「比較的ボロボロではないエギングロッド」として、ちょっと長い「FCS-862EL」と思しきモデルも使用されています。


竿「23シーバスフラットX 100M」(ダイワ)

2025/1/18投稿の動画から登場したシルバーの元竿部分が特徴のシーバスロッドは「23シーバスフラットX 100M」(ダイワ)です。中古で6000円程度で入手したそうです。シリーズ最長の竿で、ヤエン釣りで使われていました。


※この竿は購入後まもなくして折れて、次項の「ライザスシーバス」という竿を購入されたとのこと。
竿「ライザス シーバス 902M」(ムラカミ)

2025/3/12投稿の動画から登場したシーバスロッド。どうやら「23シーバスフラットX 100M」が折れてしまったらしく、この無名のシーバスロッドを購入したとか。ノマセ釣り等で使用。

リール「21フリームス LT2500-XH」(ダイワ)

金銀色、エアローターが特徴のこのリールは「21フリームス」で型番は「 LT2500-XH」に見えます。21フリームスのT字ノブのラインナップはLT2500~LT3000であり、以前使用していた11カルディアが2500番だったので最も汎用性の高いこの型番を選択されたのだと思います。
ただし21フリームスは複数の番手を所有されている可能性があります。

用品類
・のんきやエン
ヤエン釣りで最近のお気に入りがこちらのヤエン
・フラッシュJ 4インチ ネオングリーンシルバー(Fish Arrow)
こちらはシーバス釣りで登場頻度が高いワームです。

泳がせ釣り、カゴ釣り、ショアジギングタックル
大物用の釣りには、「安めのタックル」と「高めのタックル」の2タックルがよく登場します。
竿「ファーストキャスト FCS-1002H」(メジャークラフト)

通称「ボロッボロのショアジギングロッド」は、「ファーストキャスト FCS-1002H」(メジャークラフト)です。
動画内で活躍しているメインロッドの一つです。

リール「16ジョイナス3500」(ダイワ)

こちらのリールは「16ジョイナス3500」(ダイワ)です。複数の動画での登場が確認されており、前掲の「FCS-1002H」と一緒に泳がせ釣りなどで使われることが多いです。

こちらは「16ジョイナス3000」に見えますが、3500の文字が潰れて3000に見えているかもしれません。2台同時に16ジョイナスを使っているシーンもありますので、16ジョイナスは複数台を所持されていることは確実です。
ジョイナスはダイワのスピニングリールの中でも一番安価なリールです。ローラーベアリングが入っていないので、ガタツキがあり、ルアーにはあまり向いてませんが泳がせ釣りには大丈夫。気軽に使える良さがあります。

16ジョイナスの番手はダイワの旧い番手でLTは付きません。3500番はLT5000番相当の糸巻き量です。3000番はLT4000番に相当します。

道糸はPE3号などが巻かれます。
リール「AZ5000」(プロマリン)

2025/3/9投稿の動画から登場した、新品2300円のリールはプロマリンの「エイザスAZ5000」です。スペック的にはダイワのジョイナス同じ、1ボールベアリングのリールです。こちらもローラーベアリングがないので、ハンドルにガタツキがありますが泳がせには問題ないのでしょう。動画では、某テトラ帯用にPE4号+フロロ14号というセッティングで使われました。

竿「クロスライド5G XR5 1002M/LSJ」(メジャークラフト)

こちらは高い方の「ショアジギングロッド」で「クロスライド5G XR5 1002M/LSJ」(メジャークラフト)です。

2025/1/12投稿の動画中、テトラから飛び出た金属に固定していたときにグリップエンドが折れてしまいました。。

竿「16コルトスナイパーBB」(シマノ)
こちらのブルーのショアジギングロッドは、シマノの「16コルトスナイパーBB」です。品番はロッド裏に記載されるために不明ですが、中古で弾数が多い「S1000MH」くらいかなと予想します。
クロスライドが破損したため、登場機会が増えています。

最新のシリーズではこちら。

リール「14カルディア 3520PE-H」(ダイワ)

高い方の大型リール。丸型ハンドルノブが特徴の「14カルディア3520PE-H」です。
現行だと、22カルディアSWの4000~5000番に相当します。ちなみに、22カルディアSWの4000番~5000番は糸巻き量(スプール)だけ違います(ギア、ボディ、ローターは同一)。

用品類
エサの生かしに使われている道具類です。
・活アジブクバケツ(タカ産業)

アジの生かしに使用しているバケツは活アジブクバケツ(タカ産業)です。具体的なサイズは不明ですが、大きめに見えます。30cm、35cm、40cmの3つのラインナップがあります。

・アジ活かしビク(タカ産業)

こちらは海中に生かしておくスカリタイプ。同じくタカ産業の「アジ活かしビク」です。ラインナップは28cm、30cm、35cmです。底に10センチほど水が貯まるので、エサ付け時にアジが弱りにくいです。下図のように「活アジブクバケツ」の中にすっぽり収まるサイズになっていて組み合わせて使うと便利です。オモリが側面に2箇所付いているので、バケツを沈めたいときにも便利です。


・アジスカリ(第一精工)

第一精工のアジスカリ。27cm、30cm、33cmのラインナップがあります。これも底に水が貯まるタイプ。

・EVA活かしスカリ(プロマリン)

プロマリンのEVA活かしスカリ。これも27cm、30cm、33cmのラインナップがあります。こちらも底に水が貯まります。

・エアーポンプ(ブクブク)ハピソンYH-735C-B
エアーポンプはハピソンの名機「YH-735C」のメタリックカラーバージョンを使っています。エサが多いときは2台~3台を同時使用されています。


・針 鎌斬(がまかつ)

大きなエサにはトレブルフックを使われることが多いですが、ジギング用の針も試されています。

・針 カン付き伊勢尼(黒)12号(がまかつ)

フリーの泳がせの親針として尻尾付近に刺します。

・針 トレブルSP M ハイパーシールド #5(がまかつ)

フリーの泳がせの孫針として頭後方に刺します。

・ハリス ディーフロン船ハリス 14号(ダイワ)


テトラが厳しくラインブレイクが多いときに使用した14号。
・ハリス 船ハリス 10号(サンライン)

・ハリス 船ハリス200FX 10号(ダイワ)


ハリスは標準10号。銘柄にこだわりは特になさそうです。
・ピンクフロロ(デュエル)

この魚に見えないピンクフロロはいくつかのバリエーションがありますが、ケースが異なるだけで中身は同じです。釣りドラさんは「船ハリス」か「ショックリーダー」のことが多いです。
過去のタックル・使用頻度が低いタックル
動画に登場したものの、最近の使用頻度が低いタックルを掲載します。
・リール 11カルディア(ダイワ)…黒帯の特徴あり。ハンドル形状と映像から2508、2506、2500のいずれか。
・リール 18カルディア(ダイワ)
・リール 18フリームス(ダイワ)
・リール クレティアスピン(プロマリン)…ダブルハンドルが特徴のリール

弘法筆を選ばず?
釣りドラさんを見て「釣りの達人は道具がヘボくてもたくさん釣れる、まさに弘法筆を選ばずだ」とおっしゃるかたもいます。確かに、釣りドラさんは釣り竿やリールといったタックルへの投資は必要最小限になっています。これには合理的な理由があります。道具に釣果が影響されにくいノマセ釣り中心かつ釣行頻度が高いので、安価なものを使い潰していくほうがよいのです。また、釣り場所にはかなりの工夫が見られ、釣れる場所となればかなりの遠距離でも通っておられます。また、活エサを活かすためにはエアーポンプを3台掛けにしたり、様々な趣向を凝らした仕掛けも見られます。つまり、場所選び>エサ>仕掛け>……タックルという具合に優先順位が決められており、「魚に近いものほど大事にせよ」という釣りの格言を徹底している釣りウマだということがわかります。
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