シマノの「コンプレックス」は、バス釣りに求められる様々なカスタムが施されているバス釣り専用シリーズです。
今回は、2025年冬に発表された「25コンプレックスXR」を取り上げて徹底解説します。
この「25コンプレックスXR」はバス釣り用スピニングリールとして必要な機能を詰め込んだカスタム機となっています。
人によっては上級機の「23ヴァンキッシュ」よりもおすすめできる機種ですので、バス釣りのリールで悩んでいる方はぜひご一読ください。

すこしマニアックに徹底解説しますよ~!
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要約
最初にこの記事の要約です!
- ベース機「24ヴァンフォード」との大きな違いはドラグの性能(リジッドサーポートドラグ)と特性(ハイレスポンスドラグ、ラピッドファイアドラグ)
- 前モデル「21コンプレックスXR」との大きな違いは「インフィニティテクノロジー」。特に「アンチツイストフィン」がバス釣りにはうれしい。
- 上級機よりトラブルレス性が高くドラグ性能は上級機なみ→バス用に最適な一台!
「コンプレックス」シリーズの歴史
シマノの釣種専用機は、「上級機」「中級機」「入門機」などのいくつかのグレードで構成されます。
「コンプレックス」はバス専用シリーズとして、以下の3つのグレードで登場しました。
・上級機…「09コンプレックス」
・中級機…「10コンプレックスCI4」
・入門機…「12コンプレックスBB」
それ以降は中級機のグレードだけ更新されています。
・「13コンプレックスCI4+」
↓
・「17コンプレックスCI4+」
↓
・「21コンプレックスXR」
↓
・「25コンプレックスXR」(今回解説!)
ベースモデルとの比較
釣種専用機はイチから独自に設計されるわけではなく、汎用機にカスタムを施したものです。
「25コンプレックスXR」のベースは「24ヴァンフォード」です。
この「24ヴァンフォード」は中級機の中で軽量さを特徴とした機種です。
リール本体の素材としてカーボン混合樹脂素材の「CI4+」製が使用されています。
特にローター部分がCI4+製の「MGLローター」を搭載しており、「MGLシリーズ」に分類されます。

画像:シマノHP
ハンドル巻き出しが軽く、またハンドルもピタッと止まるため、バス釣りでは、ドロップショットやネコリグなど繊細な操作が必要なテクニカルな釣りに向いています。
以降ではこの「24ヴァンフォード」と「25コンプレックスXR」の「共通する部分」と「異なる部分」を見ていきます。
共通部分
「25コンプレックスXR」は「24ヴァンフォード」からボディ・ローター・ギア類といった主要部のすべてを継承しています。

画像:シマノHP/シマノHP
両機種の自重も同一です(C2500番は155g、2500番は175g)。
ちなみに、さらに系譜を遡ると、ベース機「24ヴァンフォード」は「23ヴァンキッシュ」からローターデザイン、「23ストラディック」からギア類を継承しています(下図)。

画像:シマノHP/シマノHP/シマノHP/シマノHP
25コンプレックスXRはこれらのリールの要素をもつバス釣りカスタム機なのです。
カスタム部分
では、25コンプレックスXRのカスタマイズ部分はどこでしょうか。
24ヴァンフォードと明確に異なる点は以下の4箇所です。
1)スプール(糸巻き量)
2)ハンドル素材
3)リジッドサポートドラグ
4)ドラグ特性
1) スプール(糸巻き量)
25コンプレックスXRでは、バス釣りでよく使うラインキャパシティになるよう、スプールの深さが調整されています。
具体的には、25コンプレックスXRにはサイズが「C2500F4」と「2500F6」の2種類あります。
C2500F4は24ヴァンフォードC2500より浅溝化してフロロ4lb、2500F6は24ヴァンフォード2500を深溝化してフロロ6lbがピッタリ100メートル巻くことができるようになっています。

画像:シマノHP/シマノHP
なお、24ヴァンフォードと25コンプレックスXRはスプールの直径とストークの長さは同一です。
| 24ヴァンフォード | 25コンプレックスXR | ||
|---|---|---|---|
| C2500S | フロロ5lb 100m | C2500 F4 | フロロ4lb 100m |
| 2500S | 2500 F6 | フロロ6lb 100m | |
2)ハンドル素材
25コンプレックスXRでは、ハンドルのシャンク部分がCI4+製になり軽量化されています。
一方、24ヴァンフォードは剛性重視のアルミニウム製です。

画像:シマノHP/シマノHP
ハンドルが軽量になることで、軽快なハンドル・ワークが可能となります。
3)リジッドサポートドラグ
25コンプレックスXRでは、「リジッドサポートドラグ」が搭載されています。
スプールを2つのボールベアリングで支持するために滑らかにドラグが作動します。
一方、24ヴァンフォードでは、樹脂ブッシュとなっています。

画像:シマノHP
この機能がコンプレックスXRの目玉の一つです。
リジッドサーポートドラグは汎用機ではツインパワー以上の上級機用の機能の一つです。

ボールベアリングを2個搭載するために自重が増えそうですが、ハンドルの軽量化などでリールの自重は両者同じです。
4)ドラグ特性
25コンプレックスXRでは、前掲の「リジッドサーポートドラグ」に加え、C2500番では「ハイレスポンスドラグ」、2500番では「ラピッドファイアドラグ」が搭載されます。

画像:シマノHP
・ハイレスポンスドラグ(C2500):
ライトライン向けの追従性が高いドラグ仕様です。ドラグワッシャーがカーボン製になっています。魚が勢いよく糸を引き出すとズルズルと出ていきます。フェルトワッシャーのように止めないため、ライトラインが切れにくいようになっています。
・ラピッドファイアドラグ(2500):
わずかなノブ操作でドラグ力が大きく変えられるドラグ仕様です。通常よりドラグを締め込むバネの強さが強力になっています。たとえば、フッキング時やカバーから魚を離すまでは強めのドラグ設定にしておき、やり取りを進めるにつれてドラグ設定をサッと調節して対応できます。
24ヴァンフォードと25コンプレックスXRの比較まとめ
以上の4つのカスタマイズ部分をまとめると、下図の通りです。

画像:シマノHP
24ヴァンフォードとの大きな違いはドラグ部分です。
| 項目 | 24ヴァンフォード | 25コンプレックスXR |
|---|---|---|
| 共通部分 | ボディ、ローター、ギア系統、自重など | |
| スプール | 汎用の糸巻き量 | バス用の糸巻き量 |
| ハンドル素材 | アルミニウム | CI4+ |
| リジッドサポートドラグ | 非搭載 | 搭載(+2BB) |
| ドラグ特性 | バーサタイル | ハイレスポンス(C2500) ラピッドファイア(2500) |
前モデルとの比較
続いて、前モデル「21コンプレックスXR」と今回の「25コンプレックスXR」の比較をしていきます。
外観
まずは外観ですが、ボディの黒ベースのカラーリングは変わりませんが、スプールカラーは銀を採用してデザインも派手さがでました。

新機能
25コンプレックスXRで搭載された新機能は以下の4つです。
- インフィニティクロス
- インフィニティドライブ
- アンチツイストフィン
- デュラクロス(2500番のみ)


メーカー価格はほとんど変わっていません
1)ギアの接地面積増加で耐久性アップ「インフィニティクロス」
「インフィニティクロス」とはメインとなるギアの接地面積の増加です。

画像出典:シマノHP
新旧のギアの歯面の比較画像をみると、歯面がかなり長くなったのがわかります。

画像出典:シマノHP
シマノの負荷シミュレーションの結果を見ると、インフィニティクロスでは高い負荷がかかる部分が減っていることがわかります。

画像出典:シマノHP
これによってギアの耐久性が従来品の約2倍になりました。
2)よりなめらかな巻きを実現する「インフィニティドライブ」
「インフィニティドライブ」とは、メインシャフトを滑らかに動作する改良です。

画像出典:シマノHP
具体的には以下の2つのポイントを改良しています。
- メインシャフトを特殊低摩擦ブッシュで支持する
- メインシャフト自体を特殊表面処理や特殊加工する
これにより、高負荷時でもなめらかにスプールが上下し、よりパワフルに巻くことができるようになりました。
3)ライントラブルを減らす「アンチツイストフィン」
「アンチツイストフィン」とはラインローラー下部の弾性体のフィンです。

画像出典:シマノHP
ラインローラー~フィンの隙間を減らすことで糸が脱落した状態(いわゆる「糸落ち」)を防ぐため、ライントラブルが低減します。
キャストと回収を繰り返しとなるライトリグの釣りではうれしい機能です。
4)なめらかなドラグ性能と耐久性の両立「デュラクロス」
2500番には新素材ドラグワッシャーの「デュラクロス」が搭載されます。

画像出典:シマノHP
デュラクロスでは繊維を直交(クロス)させることで、耐摩耗性が従来品の10倍以上にアップしています。
シマノの耐久テストでは、従来のフェルトワッシャーが摩耗する状況でも、「デュラクロス」は無事でした(下図)。

画像出典:シマノHP を改変
耐摩耗性が上がったにもかかわらずなめらかなドラグ性能はそのままだそうです。

いいとこどりの「デュラクロス」
大物を相手にするSWリールでは高耐久なカーボン製ワッシャーが主流ですが、滑り出しの滑らかさはフェルト製ワッシャーに分があります。「デュラクロス」はフェルトながら繊維方向の工夫で耐久性をアップさせた「いいところどり」のワッシャーです。
(補足)マイナーアップデート箇所
スプール径とギア比の変更により巻き上げ速度・トルクが変わりました。
・F4モデル:巻き上げ速度が少しアップ
・F6モデル:巻き上げトルクが少しアップ
| 機種名 | 品番 | ギア比 | スプール径 | 巻上トルク比 |
|---|---|---|---|---|
| 21コンプレックスXR | C2000 F4 | 5.1 | 43mm | 41% |
| C2000 F4 HG | 6.1 | 43mm | 34.5% | |
| 2500 F6 | 5.3 | 47mm | 40.3% | |
| 2500 F6 HG | 6 | 47mm | 38.8% | |
| 25コンプレックスXR | C2500 F4 | 5.1 | 44mm | 40.4% |
| C2500 F4 XG | 6.3 | 44mm | 32.5% | |
| 2500 F6 | 5.1 | 47mm | 41.9% | |
| 2500 F6 HG | 5.8 | 47mm | 40.2% |

巻き上げトルク比の計算方法はコチラのページを参照してください。
「25コンプレックスXR」新機能のまとめ
「24ヴァンフォード」の新機能をまとめましょう。

- ギアの耐久性アップ(インフィニティクロス)
- 高負荷時の巻取り力アップ(インフィニティドライブ)
- ライントラブルの低減(アンチツイストフィン)
- ドラグ耐久性アップ(デュラクロス:2500番のみ)
25コンプレックスXRは24ヴァンフォードのカスタムモデルのため、これらのアップデート箇所は24ヴァンフォードと同一です。
バス釣りの視点で見ると、「アンチツイストフィン」はライントラブルを低減させる嬉しいアップデートです。
また、25コンプレックスXRには上級機に搭載されている「インフィニティループ」(超密巻き機能)が搭載されていませんが、これはバス釣りのシーンには最適だと考える向きもあります。
というのは、キャスト→ルアー操作→回収を繰り返すバス釣りのシーンでは、糸の放出抵抗が少ないインフィニティループがライントラブルを増やすことがあるからです。
製品購入ガイド
25コンプレックスXRのどの番手を買えばよいのか、番手の選び方を紹介します。
製品ラインナップ
全4ラインナップのうち、ボディサイズとローターサイズは各2種類となります。

番手の選び方
【C2500 VS 2500】
・フロロカーボン4lb以下のライトラインを使う場合や軽量さを活かしたい場合はC2500番を選びます。
・PEラインを用いるパワーフィネスの釣りをする場合には2500番を選びます。
【ノーマルギア VS エクストラハイギア・ハイギア】
・ノーマルギアはホバストやミドストなどのレンジキープ系の釣りに便利です。
・エクストラハイギア(XG)やハイギア(HG)は次々とキャストを繰り返す打ち返しの多い釣りに便利です。
人気番手ランキング
Amazon、楽天、ヤフーショッピングでの人気ランキング(レビュー数)です。
| 順位 | 番手 |
|---|---|
| 1位 | 2500 F6 HG |
| 2位 | C2500 F4 |
| 3位 | C2500 F4 XG |
| 4位 | 2500 F6 |

C2500F4はアジングでの利用報告、2500F6ではチニングでの利用報告がありました。ヴァンキッシュユーザーの絶賛レビューも散見されます。個人的にはC2500F4でアジング・メバリングとの併用で使いたいと思います。





















































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