「コスパのいいエギングのリールは?」
と聞かれたら間違いなく「23セフィアSS」が候補に入るでしょう。
今回は、シマノのエギング専用スピニングリールのシリーズ「セフィア」の中級機「23セフィアSS」についてまとめました。

セフィアシリーズは、シマノのエギングに的を絞ったスピニングリールの専用ラインナップです。今回は、シリーズの中級機、「23セフィアSS」はどんな機種なのか紐解いていきたいと思います。
この記事では以下のことがわかります。
- 前モデル「19セフィアSS」からの進化点
- ベースモデル「20ヴァンフォード」との違い
- 他のセフィアシリーズ「25セフィアXR」「22セフィアBB」との違い
- 近い価格の「24ヴァンフォード」との違い
- 番手の選び方と人気の番手
シマノのリールやロッドのシリーズ名末尾には「SS」などの2文字が付与されることがあります。これは製品のグレードをあわらします。ただ、なんの略なのか、詳細はシマノの公式HPでは当たりませんでした。諸々の方の意見をまとめると以下のようです。
| 略称 | 意味 | グレード |
|---|---|---|
| XT | エクストラチューン (Extra Tune) | 上級 |
| XR | エックステクノロジーレボリューション (X Technology Revolution) | 中上級 |
| SS | スーペリアスペック (Sperior Spec) | 中級 |
| TT | チューンドバイテクノロジー (Tuned by Technology) | 中下級 |
| BB | ブラッドブラザー (Blood Brother) | 下級 |
最近のセフィアではXRとSSとBBの3ランクが用いられています。今回は「23セフィアSS」なので、中級機の紹介となります。
前モデル「19セフィアSS」との比較
「19セフィアSS」→「23セフィアSS」で進化した機能は4つです。
- マイクロモジュールギアⅡ
- Xプロテクト
- サイレントドライブ
- ロングストロークスプール
ボディ材質は引き続きCI4+ながら、デザインの刷新で軽量化に成功しています。
価格は据え置きで、性能がアップグレードしていますね。
これらの変化をまとめると、下表の通りです。

4つの進化点について、サクッとみていきましょう。
1 滑らかで強い「マイクロモジュールギアⅡ」
「マイクロモジュールギアⅡ」はギアの歯を小型化することで、ギアの歯数を増やしたギア「マイクロモジュールギア」の進化版です。

「マイクロモジュールギア」によって、ギアの接地面を複数で支えるためギアの強度がアップしたうえ、巻き心地のなめらかさがアップしました。
「マイクロモジュールギアⅡ」では設計が見直され、音鳴りの低減と巻き心地の滑らかさがさらにアップしました。
エギを通じて潮流の変化を感じ取る助けとなります。
マイクロモジュールギアⅡ
かろやかで滑らか。珠玉のギアフィール。
出典:シマノHP
最先鋭の歯面設計、シマノならではの製造技術によって進化したマイクロモジュールギアⅡ。ギアの歯、ひとつひとつの歯面から設計を見直し、理想的な歯形状を追求。音鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上も達成しました。
2 撥水+ラビリンス構造による防水「Xプロテクト」
シマノの防水機構の技術の一つが「Xプロテクト」です。
そもそも、「19セフィアSS」には、「コアプロテクト」という防水機構が採用されていました。コアプロテクトとは特殊撥水処理の技術とフラットな接合面によって、水を水玉化して侵入を防ごうというものです(下図)。

「Xプロテクト」では「コアプロテクト」の撥水技術に加えて水の侵入経路に「ラビリンス構造」を配置することで、さらに防水性能をアップさせています。

これらの防水技術は非接触なので、回転が重くならないメリットがあります。
Xプロテクト
シマノが誇る鉄壁の防水構造
出典:シマノHP
より軽い回転が求められる中小型汎用スピニングリールには、回転の軽さを損なわないよう非接触式構造にこだわりました。従来の撥水処理に加え、水の侵入を抑えるラビリンス構造を複合することで、非接触でありながら高い防水性能を実現しました。ストッパーベアリング部、ラインローラー部等に採用されています。
3 静かで巻き心地アップ「サイレントドライブ」

「サイレントドライブ」とは、リールのボディ全体の基本設計の見直しです。これによって静かでなめらかな巻き心地を実現しています。
「マイクロモジュールギアⅡ」との相乗効果でエギを通じて水中の情報をより多く得られるようになります。
サイレントドライブ
細部まで徹底した、静謐なる一体感。
出典:シマノHP
ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつ ひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギア、摺動子ギアなど多岐に渡る。あらたな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻きごこちを実現しました。
4 飛距離がアップ「ロングストロークスプール」

「ロングストロークスプール」は、その名の通り、スプールのストローク(糸巻き面の縦の長さ)を長くしたスプールです。糸の減りが遅くなるので、キャスト時のスプールエッジ等に対する放出抵抗が低減され飛距離のアップに寄与します。
エギで探れる範囲が増えますので、より直接的に釣果のアップが期待できます。
ロングストロークスプール
ロングストローク設計のスプール
出典:シマノHP
スプール糸巻き部の幅を長くすることで、キャスト後半のラインの減り量を抑えることができ、キャストフィーリングと飛距離の向上に貢献します。
「23セフィアSS」アップデート情報のまとめ
「23セフィアSS」のアップデートを機能の面からまとめましょう。
- ギアの強さ、滑らかさ、静粛性のアップ(マイクロモジュールギアⅡ)
- 防水性能アップ(Xプロテクト)
- 静かで滑らかな巻き心地(サイレントドライブ)
- 飛距離アップ(ロングストロークスプール)
- 軽量化
バランスよくエギングで求められる機能をアップグレードしています。
ラインナップはC3000S、C3000SHG、C3000SDH、C3000SDHHGの4つで、エギング専用機ならではの絞った番手となっています。




















































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