カンタンに大物が釣れる!ダイソーで始める「堤防泳がせ釣り」入門

ダイソーで泳がせ釣りをする方法

「大物をカンタンに釣りたい」

「なるべく安く道具をそろえたい」

とお考えのかたに朗報です。

100円ショップ「ダイソー」では、「泳がせ釣り」(ノマセ釣り)のグッズが手に入ります!

泳がせ釣りは、生きた小魚をエサに泳がせて、「ブリ」「ヒラメ」「スズキ」「マゴチ」「アコウ」「クロダイ」「マダイ」など食べて美味しいお魚が釣れる釣り方です。

堤防泳がせ釣りで釣れたブリ
堤防泳がせ釣りで釣れたブリたち。
群れで回遊するのでシーズンになれば連発することも珍しくない。
堤防泳がせ釣りで釣れたヒラメ
食べて美味しいヒラメも釣れる

しかも、コツさえおさえてしまえば、誰でも身近な堤防から意外とカンタンにこうしたお魚が釣れるんです!

泳がせ釣りに必要な道具はちょっと多いのですが、それがほとんどダイソーで揃えられます。

ダイソー釣具の泳がせ釣りグッズ
ダイソーだけで泳がせ釣りの道具はほぼ揃う

今回は、以下の内容でお届けします。

この記事でわかること
  • 「泳がせ釣り」に必要なダイソー商品を紹介します。
  • 「泳がせ釣り」の釣り方の解説をします。
  • 初心者でもすぐに実践できる「たくさん釣るためのコツ」を紹介します。

筆者は堤防泳がせ釣りで毎冬10本以上ブリを釣っています。よく釣れる年は30本以上!意外とよく釣れる釣りです。しかも都会の湾奥です!

目次

「堤防泳がせ釣り」に必須の道具

「堤防泳がせ釣り」に最低限必要なものは以下の通りです。

「堤防泳がせ釣り」に必要なもの
  • 竿
  • リール(道糸)
  • 仕掛け
  • エサ
  • 活かしバケツ
  • 玉網

ダイソーの道具をメインに組む場合は以下の商品を揃えるとよいでしょう。

エサと玉網を除けば5,000円程度で揃えられます。

ダイソーの泳がせ仕掛けセッティング
ダイソー泳がせ仕掛け用セッティング

竿(振り出し竿240やルアーロッド210)は現在店頭在庫のみです。

ダイソー泳がせ釣りで使う用品
活きエサを活かしておく道具と釣った魚を取り込むための網が必要

順番に紹介します!


竿

竿をダイソーで揃えるなら以下の3本から選ぶと良いでしょう。

製品名価格備考
振り出し竿 270cm税込880円※廃番?
振り出し竿 240cm税込770円店頭在庫のみ?
ルアーロッド 210cm税込1,100円※廃番?

・大物を相手にする釣りなので、竿はなるべく長く太いものが良いです。

・「振り出し竿240cm」が入手性が高いです(2026年10月店頭在庫のみ)。

・ダイソーの竿は軟らかく短いので「ライトな泳がせ釣り」用に留めるのがよいでしょう。

※ライトな泳がせ釣りとは、スズキ、クロダイ、ヒラメ、50センチ前後の青物狙いの泳がせ釣りです。

ダイソー「振り出し竿270」と「ルアーロッド210」
ダイソーの竿はライトな泳がせ釣りなら大丈夫
入門用のおすすめ竿

ダイソー製の竿は80センチを超えるブリなどの大物相手には向きません。時間をかければ釣り上げることは可能ですが、やりとりに時間がかかると、混雑した釣り場では他の釣り人に迷惑がかかることがあります。大物が釣れるところでは「遠投磯竿4号4.5メートル」をおすすめします。入門用の定番商品はダイワ「リバティクラブ磯風」やシマノ「ホリデーイソ」。リバティクラブのほうがブレーディングXで補強してあるのでおすすめです。初心者に扱いやすい竿の長さは4.5メートルクラス。慣れている人は5.3メートルが標準です。

堤防泳がせ釣りにおすすめ


リール(+道糸)

ダイソーのリールでは以下のリールをおすすめします。

製品名価格備考
リール3000税込770円道糸4号付属

・太い糸をたくさん巻けることが大事なので「リール3000」一択です。

・リール3000にはナイロン糸の4号100メートルが付属します。ライトな泳がせ釣りにはOKですが大物相手には少し頼りない太さです。

・多少の大物が来ても良いように、道糸にはリーダー用ナイロンライン(5号、50m、100円)を2個連結し、100メートル分巻くとよいです。糸と糸の結び方は「電車結び」や「ブラッドノット」などカンタンな結びでOK。

ダイソーのリール3000にリーダー用ナイロンライン5号を2個巻く
ダイソー「リール3000」にダイソー「リーダー用ナイロンライン5号」を2個分(100メートル分)巻いた。

リーダー用ナイロン5号は廃番のようです。強度的にはPEライン1.5号~もいいですが、ライントラブルが増えやすく初心者にはおすすめしません。釣具店で激安のナイロン糸をゲットしてください。

入門用のおすすめリール

80センチ以上の青物が出現する釣り場では、ダイソーのリールは耐久性やドラグ性能といった点で不安が残ります。特に糸切れ防止機能である「ドラグ」の動作はぎこちなく、不意の糸切れのおそれがあります。また、ダイソーの「リール3000」ではナイロンライン5号を100メートルしか巻くことができない点も不満です。大物狙いにはナイロン6号以上の道糸を100メートル以上巻くことができるリールを用意しましょう。おすすめはダイワ「23レガリスLT6000D-H」です。太糸が巻ける深溝スプールにねじ込み式ハンドル搭載、パーツ素材には剛性の高い「ザイオンV」が使用されています。ただし、ギアが長持ちしてほしい人はシマノの「22サハラC5000XG」や「23ストラディックC5000XG」の方がよいでしょう。

太糸が巻けるダイワのコスパ機

道糸は安物を頻繁に巻きかえる

80センチ以上の大物が出る釣り場では、道糸はナイロン6号以上が推奨されます。ナイロン糸は傷みやすいので頻繁に巻きかえましょう。糸は安物を頻繁に巻き変えるのがおすすめ!ヤマトヨテグス「ガイム」、ダイワ「ジャストロン」、サンライン「海平」がおすすめです。

しなやかな糸ならコレ


おすすめ仕掛け1「胴突き仕掛け」

堤防から泳がせ釣りをする場合のおすすめ仕掛けの1つ目は「胴突き仕掛け」です。

枝針の先にオモリが付いており、トラブルが起きにくい仕組みが特徴です。

ダイソー泳がせ釣り仕掛けの裏面
ダイソー泳がせ仕掛け
パッケージ裏面仕掛け図

混雑した釣り場で使え、エサを確実に沈められる優秀な仕掛けです。

胴突き仕掛けは、ダイソーから針のサイズ違いで2種類が販売されています。

ダイソーの泳がせ仕掛けの2サイズ
ダイソー「泳がせ仕掛け」には12号と10号の2サイズある
製品名サイズ価格
泳がせ仕掛け12号エダス5号
幹糸6号
ハリ12号
税込み110円
泳がせ仕掛け10号エダス4号
幹糸5号
ハリ10号
税込み110円
ハリはいずれもオーソドックスな伊勢尼系統

・おすすめは「ハリサイズ12号」。ハリが小さすぎると、掛かりが悪くなります。

・仕掛けの先にはナス型オモリを付けます。

ダイソーのナス型オモリ6号
ダイソー「ナス型オモリ」6号(税込み110円)
オモリの重さは仕掛けが流されないものを選ぶ
仕掛けは慣れたら自作!

市販の仕掛けは使ううちに不満が出てくるものです。ダイソーの胴突き仕掛けは堤防用としてはエダスがちょっと短い印象があります。がまかつの「簡単堤防泳がせ仕掛け」より寸法は5センチずつ短くステイトがやや細めなだけなので、全くダメというわけではありませんが、個人的にはエサの負担を考慮すると1メートル前後はほしいところ。

おすすめ仕掛け2「エレベーター仕掛け」

堤防から泳がせ釣りをする場合のおすすめの仕掛け2つ目は「エレベーター仕掛け」です。

エレベーター仕掛けは、エサが潜りにくいため、胴突き仕掛けよりコツが必要な仕掛けです。エサが弱りにくいので使いこなせれば強力な仕掛けとなります。

エレベーター仕掛けの全体像はこちら。

ダイソー釣具で組んだエレベーター仕掛け
ダイソー糸付針を使ったエレベーター仕掛けの例

エレベーター仕掛けではオモリを先に投げて、エサを付けた針部分の仕掛けを後でロープウェーのように送り込みます(手順は後述)。

◆仕掛け部:
エサを付ける仕掛けはダイソー製品の「糸付針」を使います。おすすめは、針サイズ#12です。

ダイソー糸付針
伊勢尼タイプの12号の針+ナイロン製ハリス100センチ付き(4セット入り)

針とは逆の糸の端に「スナップ」または「スナップスイベル」(≒スナップ付きサルカン)を結びます(結び方は後述)。

この「スナップ」はダイソーでは「ワンタッチスナップ#1」や「スナップ付サルカン#5」が販売されています(2026/10)。耐荷重が10kg前後あるので50センチクラスの青物ならOK。さらに大物を相手にするなら以下のような耐荷重20kg前後の製品を買い求める方がよいです。

スイベルならNTスイベル製

エヌティースイベル(N.T.SWIVEL)
¥193 (2026/10/05 17:45時点 | Amazon調べ)

スナップにサルカンがあれば糸よれの防止になりますが、単体のスナップでもOK。なお、市販エレベーター仕掛けではサルカン付きが多いです。

◆ビーズ:
スナップが抜けないように、図のように抜け防止用のビーズを使うのがポイントです。ダイソーでは手芸コーナーに「ラウンドビーズ」がありますので、それを使うのもアリです。ビーズのサイズはスナップの環より大きければOK。大きめを選びましょう。

◆オモリ:
オモリは流されない重さ・形状のものを選びます。大阪湾の奥ではスパイクオモリの25号~30号が標準。とにかく流されなければOKです。ダイソーの竿は軟らかいので10号くらいが限度だと思います。遠投すると流されやすくなるので、軽いオモリを使うならちょい投げを推奨します。

オモリのすぐ上には根掛かり対策用のステ糸(道糸より1~2号細いもの)と接続用のスイベルを付けると標準的なエレベーター仕掛けとなります。


ちなみに、堤防泳がせ釣りのポピュラーな仕掛けは大まかに4種類あります。

それぞれの仕掛けの特徴とカンタンな使い分け方は以下の通り。

フリー仕掛け
泳がせ釣りのフリー仕掛け(アップ)
エサにハリを付けて自由に泳がせる仕掛け。食わせる力は随一。エサを泳がせる層を指定できないが、マズメ時などでターゲットが表層~中層を意識しているときに特に強い。ただし、一定の層を狙いたい場合や、混雑した場所では使えない。
ウキ仕掛け
泳がせ釣りのウキ仕掛け(アップ)
ウキとオモリを使ってエサを泳がせる層を指定する仕掛け。狙いたい層があるときに活躍する。ウキの動きも楽しめる。ウツボが多い釣り場でも有効。ただし、混雑した釣り場では投げ直しが増え、エサはやや弱りやすい。
エレベーター仕掛け
泳がせ釣りのエレベーター仕掛け(アップ)
オモリを先に投げ、エサを付けた仕掛けを後から道糸に取り付けて沈めていく仕掛け。エサが道糸に沿って上下に移動するイメージから「エレベーター」仕掛けという。混雑した釣り場向き。エサはかなり弱りにくい。ただし、エサを潜らせるにはコツが必要。
胴突き仕掛け
泳がせ釣りの胴突き仕掛け(アップ)
先オモリの仕掛けの途中からハリスを分岐させた仕掛け。狙いたいポイントを直撃できる。底狙いをしたい場合に高実績。混雑に最も強く、海釣り公園、海上釣堀、船釣りなど多くの釣り場に適応する。ただし、ウツボが多い釣り場では難儀する。フグにも襲われやすく、エサは弱りやすい。
仕掛けの使い分け

仕掛けの具体的な使い分け方や発展的な仕掛けについては以下の記事で紹介しています。

あわせて読みたい
泳がせ釣りの仕掛けの使い分け(フリー、ウキ、エレベーター、胴突ほか) ブリ狙いの泳がせ釣りの仕掛けの使い分けや釣り方のコツなどを紹介します。

エサ

泳がせ釣りでは「活きたエサ」に針をつけて泳がせます。

泳がせ釣りで使うエサ「小アジ」
堤防泳がせ釣りで、一番オーソドックスなエサは小アジ

・エサはサビキ釣り等で確保するか、エサ屋で買うかの2択です。おすすめは現地確保。エサ屋ではアジが1匹200円~300円くらいで販売されています。

・エサは弱ったら即交換します。1匹/30分が目安です。5時間の釣りなら最低10匹は必要で、エサが食われることを前提に少し余分に用意します。

・青物狙いならエサは小さなアジがおすすめ。入手しやすく耐久性がある良いエサです。サバ、イワシ、カマスなども良いエサです。スズメダイやマダイの幼魚(ちゃりこ)などであっても青物は食いついて来ます。ヒラメにはキス、マゴチにはハゼなど常食としている組み合わせがあります。フグや根魚でなければ多くの魚が使えます。

・エサをすくう網があればエサを極力弱らせずにエサ付けすることが可能です。ダイソーのアクアリウムコーナーに「やさしいすくい網15cm」(税込み110円)があります。イワシはウロコがはげやすいので濡らした手でつけます。

ダイソーのやさしいすくい網15cm
ダイソーの「やさしいすくい網15cm」。網が黒いので魚が見やすい。
ダイソータックルでサビキ釣りはこちら
あわせて読みたい
【初心者必見!】ダイソーで始める「サビキ釣り」道具4選と釣り方 ダイソー釣具を使ってサビキ釣りをする方法について紹介します。

活かしバケツ ほか

エサは釣り中に元気に活かしておく必要があります。

活きアジのイメージ
活きエサの元気度が釣果に直結する

エサの活かし方には主に2つのパターンがあります。

  • 地上で活かす
  • 海中で活かす
泳がせ釣りのエサは地上で生かす場合と海中で生かす場合がある
地上と海中2つのエサの活かし方

(1)地上で活かす

海水を汲んだバケツなどにエアーポンプ(ブクブク)をセットしてエサを活かしておきます。

ダイソーのエアーポンプとギアバッグ
ダイソーの「ギアバッグ」と「エアーポンプ」の組み合わせ。
ダイソーエアーポンプは「強」で使おう。

・これはエサを手元に確保しておくための水槽です。エサを仕掛けに取り付けるときにはここから取り出します。

・水槽は大きければ大きいほど水質・水温の変化が起きにくいため多くのエサを元気に保つことができます。ダイソーなら「釣り用活かしバケツ」(500円:7L)や「ギアバッグ」(1,000円:8L)が候補です。海水1リットルあたりエサ1匹が目安です。

・エサの呼吸を助けるエアーポンプは必須です。ダイソーでは「エアーポンプ」が700円で販売されています(単一電池1個で動作)。

・水質は悪化していくので放置は厳禁、水換えは定期的におこないます。

活かし方にこだわる(1)

ダイソーのバケツ類は容積が小さく、数匹キープするのが限度です。大きなバケツを使うと、多くのエサを活かすことができます。水換えの頻度も少なくてすみます。

30リットル程度入ります

エアーポンプは乾電池2個で動作するハイパワーなタイプがおすすめ。細かい泡がたくさん出るので水流が発生し、エサの呼吸を助けます。

エアーが続く!名作エアーポンプ

(2)海中で活かす

すぐに使わないエサは、メッシュで蓋ができるダイソー「釣り用活かしバケツ」(500円)などに入れておき、海中で活かしておきます。

ダイソーの活かしバケツ(500円)
ダイソーの釣り用活かしバケツ(500円)。
紐が取れた報告があるので、結び直したり交換するとなおよい。

この商品は2026年10月現在入手が困難になっています。代替品としては「魚を観察できる透明バケツ」(770円)があります。

・海中でエサを生かしておくことにより、エサは長生きします。コツはバケツを海中に完全に沈めること。バケツが海面付近を漂って波に流されるようでは、エサが弱ります。必要に応じてバケツにオモリを取り付けるとよいです。

・ダイソーのタックルで済ませる場合、(1)と(2)の方法を併用するとよいでしょう。

活かし方にこだわる(2)

海の中にいれる「活かしバケツ」や「スカリ」は大きければ大きいほど活かしやすくなります。ただし、持ち上げたときに適度に水が抜けるものでないと持ち上げるとき大変なので注意!

オモリが付いていて頑丈

タカ産業
¥2,973 (2026/10/05 17:02時点 | Amazon調べ)

玉網

大きな魚が釣れたら玉網(たも網、ランディングネット)で魚をすくって陸に上げます。

青物用の玉網はしっかりとした玉の柄、大きな玉枠、深い網のものがよい。
青物用の玉網の選定ポイント

・玉の柄(シャフト)…玉の柄の長さは釣り場に合わせます。5メートルが標準で多くの場所で使えます。足場の高い沖堤防などでは6メートル以上が必要になることもあります。ぐにゃりと曲がると掬いにくいので、張りがあるしっかりしたものがよいです。ただし高価になります。

・玉枠(フレーム)…大きいほうが掬いやすいです。青物には楕円形状で縦60センチ以上のものがおすすめ。

・網(ネット)…網の深さはターゲットの魚のサイズに合わせます。深いほうが大物を掬えます。

玉網の扱い方には慣れが必要です。安すぎる製品は難易度がアップしてしまいます。

最安のものではなく、以下に紹介するようなコスパの良いものを買うことをおすすめします。

コスパが良い玉の柄はコレ

青物も掬えるサイズ。折りたたまない頑丈1ピースVerもある

Q.ダイソー「伸縮式魚とり網」(300円)は使える?

A.使えません。
この網は柄が短いので海面まで届かない釣り場が多いでしょう。また、網が浅いので大きな魚は入りません。クロダイを海面に近い堤防で掬うくらいならOK。泳がせ釣り用の玉網は結構コストがかかりますが、思い切って買うことをおすすめします。


他にも以下の道具はあったほうが便利です。

  • ハサミ…糸を切る
  • タオル…手を拭く
  • プライヤー…魚からハリを外す

これらはダイソーで揃います。気になる方はこちらの記事もチェックしてみてください。

あわせて読みたい
【初心者必見!】ダイソーで全部そろう釣りの便利グッズ10種 ダイソーで釣りに便利なグッズを10種紹介します!
持ち帰り用のグッズ

釣った魚を持ち帰りたい人は、クーラーボックスがあると便利です。保温材はウレタン製がコスパ◎。

32リットルクラスだと青物も入る

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「堤防泳がせ釣り」の基本的な釣り方

ここからは堤防泳がせ釣りの具体的な釣り方について説明します。

1)仕掛けをセッティングする

ダイソーの胴突き仕掛けのセッティングはカンタンな2ステップです。

・道糸に胴突き仕掛けを結びます。

・仕掛けの先端のスナップにオモリを取り付けます。

ダイソー泳がせ仕掛けのセッティング
糸の結び方

泳がせ釣りで釣れる魚の引きは強烈なので、強度が高い結びが必要です。「ダブルクリンチノット」が覚えやすいでしょう。環に2回通して、4~5回巻きつけながら戻り、根元のループに通すだけです。

ダブルクリンチノット
(別名:トライリーンノット)
KNOTS3D.comから引用

ナイロン糸は熱に弱いので、締め付ける前に結び目をツバなどで湿らせるのがコツです。

仕掛けの糸は伸ばします

仕掛けに「クセ」がついていると、糸絡みが発生し釣果を落とす原因となります。ダイソーの泳がせ仕掛けは最初はクセがついて丸まっています。仕掛けの糸がまっすぐになるまでよーく引っ張って伸ばしてください。

2)ハリにエサをつける

・ハリはエサの背中に掛ける「背掛け」、または魚の「鼻の穴」に掛ける「鼻掛け」にします。

背掛けと鼻掛け
背掛けと鼻掛けの図

・ハリの掛け方はこれ以外にもさまざまなバリエーションがあり、エサとターゲット次第で変えます。

・小アジでブリ狙いの場合のおすすめは「背掛け」です。エサが泳ぎやすく、潜りやすいセッティングです。ハリ掛かりも良いです。

エサは直接手で触らない

エサを手で直接触れるとエサがすぐに弱ってしまいます。エサ用のすくい網を使って網越しにエサを掴み、すばやく針にかけます。網がない場合は手を水につけてよく冷やしてください。ギュッと握らずできれば水中でサッと付けます。

すくい網越しにエサを掴む

3)仕掛けを投入する

・「胴突き仕掛け」は足元に投入するか軽く投げます。

泳がせ釣りの仕掛けを投入する
スズキ狙いなら足元狙いが定番です。青物も釣れます。
青物やヒラメ狙いで軽く投げる場合は、
少し引っかかる場所で止めるとちょうどよいです。

・「フリー仕掛け」や「ウキ仕掛け」の場合は軽く投げるのが基本です。

エレベーター仕掛けの場合(参考)

「エレベーター仕掛け」では仕掛けの投入方法はやや複雑になります。

(1)オモリを投げ、(2)道糸に仕掛けを取り付け、(3)道糸を張ってエサを送り込みます。

エレベーター仕掛けの投入方法。1:オモリを投げる、2:仕掛けを道糸に取り付ける、3:道糸を張ってエサを送る
エレベーター仕掛けはエサは後入れ。
投入時の衝撃が少なくエサの自由度も高いためエサが弱りにくい。

・「ウキ仕掛け」や「フリー仕掛け」では流れやエサの動きによって、隣の釣り人の方に仕掛けが行ってしまうことがあります。その場合はすみやかに仕掛けを回収して再投入します。

・どの仕掛けでも定期的に回収して、エサの様子を見ます。エサが弱っていたらすぐに交換します。

ドラグはゆるめておく

アタリを待つ間は、リールの上部のツマミを左回しして、ドラグを適度にゆるめておきます。

左回りでゆるむ。

待機時のドラグの強さは魚が食いついたらすみやかに糸が出る程度に調整します。こうすることで、魚にエサを飲み込んでもらいやすくなり、また、不意に道具を魚に持っていれかれる事故を減らします。さらに、竿を手からはなす場合は「尻手ロープ」等を付けて対策します。竿に巻く尻手ベルトはダイソーにはありませんが、100円ショップ「セリア」で販売されています。

カラビナを使ってもOK。要は竿に紐をつけおく。

4)アタリが出たらアワセ!

・魚からの反応(アタリ)が出たら、タイミングを見計らって、リールのスプールを押さえて「アワセ」(竿をあおってハリを魚の口に掛ける)をします。

リールのスプールを手で抑える
急にドラグを締めるのは難しいので
スプールを手でおさえてアワセを入れる
アワセのタイミングは魚によって異なる

・道糸が一気に出ていく勢いがよいアタリなら青物系。エサを丸呑みにするので早めにアワセを入れてOKです。パラパラと糸が出ていく状態からザーッと糸が出ていく状態に移行したらエサを飲み込んだと判断してアワセを入れます。
・おとなしいコツコツとしたアタリならヒラメの可能性があります。エサを食べるまで時間がかかることがあります。慌てずに道糸を張らず緩めずで待機します。グッと持続的に糸を持っていくような本アタリが出たらエサを飲み込んだと判断してアワセを入れます。

5)やりとり

・魚がハリに掛かったら、ドラグノブを右回りに回し、ドラグを締めます。

ダイソーのリール3000でドラグを締める
右回りでドラグを締めます

・やりとり時のドラグの強さは、魚が強く引いたときにだけ出るように調整します。

・やりとり中に、糸がたるむと針ハズレ(バラシ)につながります。それを防ぐために、竿をしっかり曲げて糸のたるみが発生しないようにします。竿は道糸と一定の角度を保ちながらやり取りをします。

大物とのやりとりは竿の角度がキモ
竿の角度は45度、竿と道糸の角度は90度に保つのがセオリー。

・竿の弾力が魚の引きを吸収し、魚の体力を奪っていきます。

・「竿をたてる」→「糸を巻きながら竿を戻す」の繰り返しで魚を寄せてきます(ポンピング)。

ポンピングは、1:竿を立てる、2:糸を巻きながら竿を倒すの繰り返し
竿を倒すときに糸をたるませないよう素早く巻くのがコツ。
リールの巻き上げ力があればポンピングなしでそのまま巻く。

・糸が障害物に触れないように注意しながら魚を寄せてきます。

6)取り込み

・魚は水面に浮き、空気を吸ったら、急激に弱ります。腹を見せたら取り込みOKのサイン。

取り込みのステップ1:魚に空気を吸わせる
この状態になるまで待つ。焦ってはいけない。

・玉網を伸ばし、魚の頭に設置します。

取り込みのステップ2:玉網を伸ばして魚の頭の前に置く
利き手で竿、玉網は利き手ではない方の手で持つ。
玉網は置いておくだけ、竿で魚を玉網に誘導する。

玉網で魚を追いかけないのがコツ。

・玉枠に魚の頭が入ったら糸の張りを緩めると魚が自然に網に入ってくれます。

取り込みのステップ3:玉枠に魚の頭が入ったら道糸を緩める
道糸をゆるめると、網の中に入ってくれる

・網を持ち上げるようにして魚体を網の中に完全に入れます。

取り込みのステップ4:玉枠を持ち上げて魚体を網の中に入れる
魚体を完全に網の中に入れるために少し持ち上げる。

・玉の柄を縮めながら堤防の際まで寄せてきます。竿は置いてOKです。

取り込みのステップ5:玉の柄を縮めながら手前に寄せてくる
手前方向に柄を縮めてくる

・玉の柄は垂直に保持して、玉の柄を収納して縮めながら魚をたぐり寄せます。

取り込みのステップ6:玉の柄を縮めて垂直に持ち上げる
柄を曲げないようにするのがコツ

※このとき、網を水平方向に持ち上げると玉の柄が折れますので注意してください。

玉網を水平に持ち上げると折れるので注意
水平に持ち上げると柄が曲がってすぐに折れる
要練習!

慣れないうちは、竿を持ちながら玉網に魚を入れる操作は結構たいへんです。
最初は他の人に手伝ってもらうとよいでしょう。

「堤防泳がせ釣り」でよく釣れるコツ

泳がせ釣りでよく釣るためのコツです。

釣果アップ間違いナシの主要なものだけに絞って紹介します。

釣れている場所や時間を調べる

魚が釣れる場所と時間は事前に調べよう
とにかく場所と時間が大事

・どんな釣りでも、魚を釣るためにいちばん大事なのは、「魚がいる場所で釣りをすること」です。

・最近どこで釣れているか調べてから釣りにいきます。できれば釣れている時間帯も調べます。

・釣れている場所は、釣り具店の情報、海釣り施設の情報のほかに、釣果投稿サービスの「アングラーズ」「カンパリ」、SNS等で調べられます。なるべく最新の情報を集めます。

エサの確保の計画を

泳がせ釣りはエサがなければ始まりません。エサをどこで確保するのかも計画しましょう。現地で釣る場合は、エサが釣れているかも事前に調査します。エサの確保のために暗いうちから釣り場に行くのもよくあることです。

アタリが多い層を探る

魚がいる水深を探ろう
こまめに魚がいる水深を探る

・釣りでは、狙いたい魚がいる水深(釣り用語で「タナ」といいます)に仕掛けを届けるよう心がけます。こまめに層をが探るのが釣果アップの秘訣です。

・時間帯によってタナは変わります。ブリの場合、典型的には、朝夕は表層でエサを追い回すことがありますが、昼間は底層の方を回遊します。

・時期によってもタナは変わります。大型のブリは16℃~17℃が適水温です。小型はこれより高水温を好みます。大型のブリは、夏期や厳寒期は水温の安定した深場に回遊していきます。

地形変化を狙え

魚がよく釣れる地形があります。定番は「カケアガリ」(ブレイク)と呼ばれる水深が変化するポイント。流れの変化があり、エサの小魚がたまったり、フィッシュイーターも回遊する場所になっています。堤防では下図のように「敷石の切れ目」や傾斜部、足元もポイントとなります。

堤防周辺の地形変化
地形変化を釣ろう

特に、敷石の切れ目が狙い目です。地質の変化がある落ち込みはエサが豊富で、魚がたまりやすく青物の回遊ルートになることが多々あるのです。日中・冬季は深場、秋なら中間、マズメは足元~中間が狙い目となります。ただし、水質によって深場に魚がいないこともあるので、ポイントは探るようにしてください。

カケアガリなどの位置は仕掛けを引いてきたときにググッと重くなるのでそれを目安にします。他にも潮目の位置、透明度が高い海では海の色の濃さでも判断できます。正確にカケアガリの位置を知りたい場合、Googleの衛星写真、海図、ポータブル魚探、水深を測るグッズを活用されてもよいでしょう。

エサを元気に保つ

元気なエサに強い反応を示すブリ
死にかけのエサより元気なエサに反応がよい

・堤防泳がせ釣りではエサの元気度が釣果に結びつきます。エサは極力弱らせないようにします。

・エサが弱ると、エイなどに食われやすくなります。

・手軽に実践できて効果が大きいのは、以下の3つです。

  • エサ付けのときは基本的にすくい網越しにエサを触ります。
  • 大きな活かしバケツやスカリでエサを活かします。エアーポンプは出力の高いものを使います。
  • サビキでエサを釣る場合、エサに手を触れないようにハリを外します。針外し器が便利です。
ダイソー「フックリムーバー」右ヤマシタ「はずしっこⅢ」
サビキで使える針外し器。
左ダイソー「フックリムーバー」(200円)、
右ヤマシタ「はずしっこⅢ」。
はずしっこⅢの方がフックが大きく、
掴むだけで方向が定まるので使いやすい。

サビキにはこちらの針外しがおすすめ

ヤマシタ(YAMASHITA)
¥881 (2026/10/02 07:55時点 | Amazon調べ)
エサは現地モノが最強

魚はたいてい、その時に食べているエサに強い反応を示します。特にブリはその傾向が強いです。現地で釣ったエサが特によく釣れるエサです。

仕掛けは適度に動かす

泳がせ・ノアマ釣りでは、仕掛けは動かそう
仕掛けは定期的に動かすと魚にアピールできる。

・一度仕掛けを投入したら放置せず、定期的にエサや仕掛けの具合をチェックします。

・エサが弱っていたら即交換、仕掛けが絡んでいたら釣れないので修正します。

・定期的に仕掛けを揺すってエサを驚かせて泳がせるとフィッシュイーターの食い気を誘うことができます。

・仕掛けを定期的に少しずつ手前に引いてくる方法も有効です。特にヒラメ・マゴチなど待ち伏せ系のフラットフィッシュや根魚に効きます。

落水対策も大事!

柵がない場所など、落水の可能性のある場所で釣りをする場合、命を守るために「ライフジャケット」の装着も大事です。ちょっと値段はしますが、命あっての釣りですゾ。

業界最大手はBluestorm

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ダイソーの釣具で泳がせ釣りは気軽に始めることができます。上記のことをおさえれば意外なほど釣れる釣りなので、初日に大物が釣れることも多々あると思います。ただし、本格的に大物を狙おうとすると、諸々足りない点が出てくるでしょう。本格的に堤防泳がせ釣りをされたい方は、以下のカテゴリーの記事を参考にしてください。泳がせ・飲ませ釣り

  • 売れ筋の釣具(Amazon、1時間更新)
  1. ハリス
  2. ハリス
  3. ナイロンライン・エステルライン
  4. ナイロンライン・エステルライン
  5. スピニングリール
  6. スピニングリール
  7. ジギングロッド
  8. 玉の柄
  9. 磯竿
  10. 磯竿
  11. 完成仕掛け
  12. 完成仕掛け
  13. 完成仕掛け
  14. 玉網・ランディングネット
  15. アクセサリ
  16. 完成仕掛け
  17. 磯竿
  18. 磯竿
  19. スピニングリール
  20. アクセサリ
  21. フック・針
  22. 完成仕掛け
  23. 完成仕掛け
  24. 玉網・ランディングネット
  25. 完成仕掛け
  26. ナイロンライン・エステルライン
  27. 磯竿
  28. 釣りエサ箱
  29. スピニングリール
  30. アクセサリ
  31. フック・針
  32. 完成仕掛け
  33. フック・針
  34. フック・針
  35. 磯竿
  36. スイベル・スナップ
  37. スイベル・スナップ
  38. スイベル・スナップ
  39. フック・針
  40. バケツ・バッカン
  41. 完成仕掛け
  42. 磯竿
  43. スイベル・スナップ
  44. 玉網・ランディングネット
  45. 完成仕掛け
  46. 完成仕掛け
  47. フック・針
  48. フック・針
  49. 完成仕掛け
  50. バケツ・バッカン
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