堤防ブリ釣りもそろそろオフシーズンだし、近所の住吉大社に何年かぶりに行ってみることにした。
住吉大社の由来
住吉大社は古墳時代以前からある神社で、本殿4棟が国宝に指定されているほど由緒ある施設だ。

大阪湾が近いために、航海の神・港の神が祀られている。
その名も「住吉三神」。
軽く調べてみると、かのイザナギが黄泉の国へ妻のイザナミを追いかけた際に受けたケガレを清めるために、海に入って禊(みそぎ)祓いをした。そのときに出現した神々が住吉三神だとか。
なるほど……。
「イザナミが黄泉の国へ行って追いかけたイザナギ」までは聞く話ではある。
とにかく、海に関する由緒がある住吉大社では海に関するお守りを手に入れることができるようだ。
釣りに関するお守りの種類
参拝後、お守り販売所へ行くとお守りたちがズラリ。

海に関するお守りは多いが、釣りに直接関するお守りは3つ。
「水難除」1,000円、「釣人守」1,000円、「海上安全大漁御守」3,000円。
なるほど、ちょっと詳しく見てみよう。
気軽につけれられるキーホルダー。 水難除守・釣人守 1,000円

・水難除守(すいなんよけまもり)はその名の通り水難に遭わないようにするお守り。
住吉大社のHPには見つけることができなかったので、廃番かもしれない。
・釣人守(つりびとまもり)は釣り人守護と大漁祈願をセットで祈るもの。

「釣人守」のバリエーションはたくさんある。「釣人ルアー守」という、ルアーやエギのキーホルダータイプやミニ御札タイプの「釣人守」がある。

本物のルアー?いやお守り。 海上安全大漁御守 3,000円
・海上安全大漁御守(かいじょうあんぜんたいりょうおまもり)は最近発売されたお守り(2023年12月~)。
反射板が内部で揺れる仕組み。こ、これはシマノのフラッシュブースト。

お守りというより、ルアーである。

その目をひく存在感に、人々が不思議そうに手に取っていた。
ここだけ釣り具屋か。
自分も手に取る。
む、よく見ると、これは単なるオリカラのルアーではない。
村田金箔とのコラボで住吉大社の印が鱗中のホログラムに彫られた特別仕様だ。
とてもありがたそうなお守り。

どうやらシマノのサイレントアサシンの型を使っている。
サイレントアサシンが実売1,500円~2,000円となると、お守りとしてははやや高価な3,000円も納得だ。
ただし、フック用のヒートンはないので、フックをつけて釣りに使うことはできない。
住吉三神のご加護でめちゃくちゃ釣れそうだけど。
否、根掛かりさせたら罰当たりで大変な目に遭ってしまうのかもしれない。
大漁旗もある
大きな大漁旗(8,000円)と小さな大漁旗(5,000円)もあった。

小さい大漁旗は中央にマダイが躍る、おめでたいデザイン。何かにつけたい。
しかし残念ながら良い設置場所が思いつかなかったため、購入を見送ることにした。
シールで出たらクーラーボックスに貼りたい。絶対売れるのになー。
水晶入りのお守り
・潮満珠潮干珠守(しおみつたましおひるたままもり)は好機を逃さないようにするためのお守り。

直接「釣り」というわけではないが、水晶が入っていて面白いお守りだ。
結局、大漁祈願と釣り人守護の2つでオトクな!身の丈にあった「釣人守」を買って帰った。

これだととても小さいので自分にぴったり。どこにつけても邪魔にはならなさそう。
「大漁祈願」と「釣人守護」のシールが4切付属していた(画像右)。
ちなみに、住吉大社のHPでは、大漁旗は紹介されていなかったので、常設販売ではないのかもしれない。
海上安全大漁御守(サイレントアサシン)もとりあえず正月限定だというが住吉大社のHPに掲載された。
住吉大社に寄られた釣り人はぜひチェックしてほしい。
