「安く、長く使えるコスパの高いスピニングリールは?」
そんな人に一番おすすめなのが、シマノの「セドナ」です。
セドナをはじめ、低価格帯のリールは少額の差で違いが出てきますから選択に迷いが出やすいと思います。
低価格機種を長年愛用している筆者が徹底的に比較します。
今回は以下の内容でお届けします。
- 前モデル「17セドナ」と比較して「23セドナ」の進化点を紹介します。
- シマノの同価格帯「22サハラ」や「26ネクサーブ」と比較します。
- ダイワの人気機種「23レガリス」「24レブロス」「20クレスト」と比較します。
- 「23セドナ」の番手の選び方、人気機種、カスタム方法について紹介します。
この記事を読めば、「23セドナ」について迷いがなくなるはずです。

画像はシマノHP
22ミラベル、26ナスキー、22サハラ、23セドナ、26ネクサーブの比較はコチラ
「23セドナ」の進化点は4つ
「17セドナ」から「23セドナ」にバージョンアップして進化したのは以下の点です。
- 軽量化
- サイレントドライブ搭載
- ストッパー切り替え復活
- フリクションリング搭載


軽量化はC3000番で5gというわずかなものでした。
他の進化点をザっと見ていきましょう。
「23セドナ」には「サイレントドライブ」が搭載
「23セドナ」には、ステラなど上位機種に採用されてきた「サイレントドライブ」が搭載されました。


「サイレントドライブ」とは、パーツ間のクリアランスを減らしてガタつきをなくした新設計です。
リールごとに「サイレントドライブ」の改良点は異なりますが、23セドナでは上図のように摺動子ギアに「ブッシュバネ」が搭載されることでギアのガタを無くしているようです。
これにより、ルアー釣りで求められるノイズが少ない巻き心地が期待できます。
サイレントドライブ
ボディ全体の基本設計、駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品間の微細なガタ、隙間、揺れを細部に至るまで徹底的に排除。改善の対象箇所はドライブギア、ウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギア 、摺動子ギア など多岐に渡る。新たな次元での滑らかな回転性能、静粛性を伴った巻きごこちを実現しました。
シマノセドナ商品ページ
「23セドナ」には「ストッパー切り替え」が復活
前モデルの「17セドナ」では非搭載だったリールの逆転が可能な「ストッパー切り替え」機能が復活しました。


画像:シマノセドナ商品ページ
シマノのリールはこの機構を廃止する方向で進んでいたと思いますが、「22サハラ」で復活し、さらに廉価な「23セドナ」でも復活しました。
たしかに、逆転機構を求めるユーザーは意外なほど多くいます。キャスト時にタラシの微調整に使ったり、仕掛けをゆっくり落とし込む時に使ったりします。古くはレバーブレーキの代わりにハンドルの逆転で対処する人もいました。
特にルアー釣りでの需要が多い上位機種では、エサ釣りでの用途が多いこの機能は防水性能を落としたり故障の一因にもなりますので廃止する方向になっています。
「23セドナ」には「フリクションリング」が搭載
マイナーアップデートとしては、べールを起こしたときにロータの回転を止める「フリクションリング」が搭載されました。
これにより、キャスティング時に不意にベールが戻ってしまうトラブルが減りました。


画像出典:シマノサポートHP23セドナC3000から改変
直系の兄弟機である「21ナスキー」や「22サハラ」には「フリクションリング」が搭載されていましたが、「23セドナ」もこれらに並ぶことになりました。
簡単に「23セドナ」の進化点をまとめておきましょう。
- 軽量化 → 釣りが快適に
- サイレントドライブ搭載 → 巻き心地がアップ
- ストッパー切り替え復活 → 逆転機能を使う人に嬉しい
- フリクションリング搭載 → 強いキャストでも安心
同価格帯シマノ機との比較
次に、「23セドナ」とよく比較される機種との比較をしていきます。
まず、シマノで一つ上のランクの「22サハラ」と一つ下のランクの「26ネクサーブ」との比較です。


※500番はボールベアリングは3個でX-SHIP非搭載
画像引用元シマノHP
パーツのクオリティは値段に反映されます。ドライブギアのパーツ価格は22サハラ>23セドナ>26ネクサーブです。同じ超々ジェラルミン製でも、23セドナの方が廉価版のギアだと考えられます。
23セドナと他のリールを比べていきましょう。
「22サハラ」と長所と短所


まず「22サハラ」と「23セドナ」の比較です。違いは以下の通り。
22サハラ![]() ![]() | 23セドナ![]() ![]() | |
|---|---|---|
| 実売価格 (C3000HG) | 6,500円 | 5,500円 |
| 自重 (C3000HG) | 240g | 245g |
| ボールベアリング数 | 4※ (X-SHIP※) | 3 |
| ねじ込み式ハンドル | ● | ー |
※500番は3ボールベアリングなのでX-SHIPは非搭載
「22サハラ」の長所
「22サハラ」には「X-SHIP」と「ねじ込み式ハンドル」が搭載されます。これらはいずれも「巻き心地」がアップする機能です。「X-SHIP」によってローターの回転性能が上がり、高負荷時にハンドルを積極的に巻くことができるようになります。特にライトショアジギングなどでルアーを高速に巻く時に違いを感じやすいと思います。これは、店頭で「空回し」しただけでは気づきにくい点です。また、「ねじ込み式ハンドル」はハンドルのゆるみが発生しにくい方式であり、ルアーフィッシングなどで低負荷時の巻きのなめらかさが必要なときに活躍します。
X-SHIPとは
「X-SHIP」とは「ピニオンギア」の両端にボールべリングを用いた機構です。
「ピニオンギア」は「ハンドルの回転」を糸を巻きとる回転パーツ(ローター)の回転運動に変換するパーツです(下図)。


※今回紹介するリールとは別の内部。
画像引用元
下図左はX-SHIP搭載の「22サハラ」、右はX-SHIP非搭載の「23セドナ」の分解図です。


画像引用元
X-SHIP搭載の「22サハラ」では39番の「ピニオンギア」の両端がボールベアリング(図左の38番と41番)で支えられています。
対してX-SHIP非搭載の「23セドナ」では負荷のかかる上側のみボールベアリング搭載(図右42番)で、下側は樹脂製のブッシュバーツです(図右45番)。
「X-SHIP」の搭載によってローターの回転がよりスムーズになります。
ねじ込み式ハンドルとは
その名の通りドライブギアにハンドルをねじ込んで固定する方式です。ハンドルを回す限り締める方向に力が働くため、ハンドルのガタツキが発生しにくい仕組みです。一方キャップ固定式ハンドルは、ドライブギアを両側から挟んで固定するためにどうしても使っているうちに緩むことがあります。


画像引用元
「22サハラ」の短所
「22サハラ」ので短所といえば、価格です。「23セドナ」と比べると実売価格で1,000円は高くなります。
「22サハラ」は「X-SHIP」と「ねじ込み式ハンドル」が搭載されるため、高負荷・低負荷の巻き心地がアップします。巻きを中心とするルアー釣りがメインの場合に活躍します。特に高速巻きをともなうライトショアジギングの人におすすめです。
「22サハラ」の一番人気はこちら!
「26ネクサーブ」の長所と短所


次に、「26ネクサーブ」と「23セドナ」の比較です。違いは以下の通り。
26ネクサーブ![]() ![]() | 23セドナ![]() ![]() | |
|---|---|---|
| 実売価格 (C3000HG) | 4,500円くらい? | 5,500円 |
| 自重 (C3000HG) | 250g | 245g |
| ドライブギア材質 | 亜鉛 | 超々ジェラルミン |
| ピニオンギア材質 | 真鍮 | 超高強度真鍮 |
| フリクションリング | ー | ● |
| アンチツイストフィン | ● | ー |
「26ネクサーブ」の長所
「26ネクサーブ」の長所は、価格の安さです。実売4千円台から購入できるリールです。ローターやボディのデザインは「26ナスキー」を踏襲しており、年式が新しいので修理のための保守期間が長いのもメリットです。アンチツイストフィンが搭載されており、ライントラブルが低減するのもポイントです。
アンチツイストフィンとは
「アンチツイストフィン」とはラインローラーの下部のアームカム部に設置された弾性体のフィンです(下図)。


(画像)26ネクサーブ
これによってラインローラーから糸が脱落しにくくなり、糸が弛んだ状態で巻き始められてしまうことを減らします。
ロッドアクションでルアーを操作するテクニカルなルアー釣りではかなりライントラブルが減ります。
「26ネクサーブ」の短所
「26ネクサーブ」の短所は、ギアの強度が落ちるところです。ドライブギアが「亜鉛」製、ピニオンギアは「真鍮」製です。これはシマノでは最低グレードのものであり、長期使用ではギアがゴロゴロになりやすい懸念があります。使用頻度が低いケースや身近なエサ釣りのような巻き心地をあまり気にしない釣りでの使用がおすすめです。
また、フリクションリングが非搭載なので、力強いキャストをすると不意にベール返りが起きる可能性があります。特にライトショアジギングにはあまりおすすめしません。
「26ネクサーブ」は、強いキャストを伴わない身近なエサ釣りをたまにする場合におすすめです。たとえば、サビキ釣り、ちょい投げなどを気軽にやりたい場合や貸出用のサブリールにおすすめです。
「26ネクサーブ」のオススメはコレ!
「23セドナ」の長所と短所


「23セドナ」の長所
「23セドナ」のよいところは、ギアの強度です。上位機種と同様、ドライブギアは「超々ジェラルミン」製、ピニオンギアは「超高強度真鍮」製です。耐久性が高いので、長期間の使用に耐えてくれます。フリクションリングが搭載されているので、不意のベール返りが起きにくく、力強いキャストにも安心です。たとえばエレベーター仕掛けでオモリだけ先に投げ込む場合でも安心です。
「23セドナ」の短所
「23セドナ」の気になる点は、巻き心地です。「X-SHIP」が非搭載ですのでサゴシ狙いで高速巻きを繰り返すケースなど、特に高速巻きがメインなら巻きが重く感じるでしょう。ハンドルも「キャップ固定式ハンドル」であり、定速巻きでも気になる人はいるでしょう。巻き中心のルアーフィッシングでは「22サハラ」に手を伸ばしたくなります。ルアーならロッドアクションがメインの釣りか、エサ釣りでの使用をおすすめします。
キャップ固定式ハンドルとは
キャップ固定式ハンドルは、ハンドル軸をドライブギアの中に通して、逆側からネジで締め付けて固定する方式です。ドライブギアを両側から挟んで締め付けているため、使っているうちにギアとハンドルの間で緩みが発生することがあります。


逆側のキャップと一緒に回るので「供回り式」というわけ。
画像引用元
「23セドナ」は多くの釣りにおすすめできます。防波堤や湖沼などフィールドを選ばず、大物から小物までその守備範囲は広いです。「X-SHIP」が搭載されていませんが、大物OKです。スピニングリールの場合、大物とのやり取りはポンピングで寄せることが多いためです。ただし、巻き中心のルアー釣りはX-SHIP&ねじ込み式ハンドルの「22サハラ」以上がおすすめです。
個人的に、「17セドナ」を複数台(C3000,C5000)所有していますが、80センチオーバーのブリでも問題なく釣れます(ブリならC5000推奨)。ギアも壊れません。「セドナ」に「X-SHIP」がないのは、いい意味での機能省略と考えることもできます。
「23セドナ」のオススメはコレ!
同価格帯ダイワ機との比較
「23レガリス」の長所と短所


シマノの「23セドナ」と同時に検討されることが多いのがダイワの「23レガリス」です。
「23レガリス」は低価格帯のメガヒット商品なので比べたい人が多いのでしょう。
両者の違いは以下の通りです。
23レガリス![]() ![]() | 23セドナ![]() ![]() | |
|---|---|---|
| 実売価格 | 10,000円 (LT3000-CXH) | 5,500円 (C3000HG) |
| 自重 | 200g | 245g |
| ボディ・ローター 材質 | ザイオンV | 高強度樹脂 |
| ドライブギア材質 | 亜鉛ダイカスト? | 超々ジェラルミン |
| ピニオンギア材質 | 真鍮? | 超高強度真鍮 |
| ボールベアリング数 | 5 | 3 |
| ねじ込み式ハンドル | ◯ | ー |
| 防水ドラグノブ | ◯ | |
| その他 | エアドライブローター エアドライブベール(ワイヤー) LC-ABS ツイストバスターⅢ ATD-TYPE L | サイレントドライブ Gフリーボディ AR-Cスプール |
「23レガリス」の長所
「23レガリス」の長所は何と言っても「軽さ」です。「ザイオンV」(ブイ)というカーボン含有の樹脂素材をボディやローターの素材に採用したことで剛性を保ちつつ軽量化に成功しています。シマノではカーボン含有樹脂は実売価格1万円台中盤のアルテグラ以上(CI4+)です。ボールベアリングは全部で5個搭載されており、巻き心地は滑らかです。シマノの「X-SHIP」と同じピニオンギアの上下、ドライブギアの左右に加えて、スプールの上下運動を担うオシレーティングギア部にもボールベアリングが搭載されています。さらに、「ねじ込み式ハンドル」が採用されているうえ、軽量・低慣性で巻き/止めがしやすい「エアドライブローター」やそれに寄与する軽量な「エアドライブベール」、ライントラブルを軽減するラインローラー「ツイストバスターⅢ」、滑り出しの良いドラグの「ATD-TYPE L」搭載で特にロッドアクションを多用するテクニカルなルアー釣り用途であれば「23レガリス」の長所を享受できます。
「23レガリス」の短所
「23レガリス」の短所は価格です。「23セドナ」と比べると実売価格で2倍ほどになります。また、ギアの強度に懸念があります。カルディア以下のリールに採用されている「タフデジギア」は亜鉛製とされており、シマノの超々ジェラルミン製のギアより強度が落ちると考えられています。そのため、初期はよくても使用するにつれて巻き感がゴロゴロ・ザラザラしやすくなる傾向があるようです。また、大型魚を相手にしたときのボディの弱さを指摘している声もあります。
「23レガリス」は中型魚までのルアーフィッシングでおすすめします。本機は軽さ・巻き心地に特化した機種であり、1万円以下で購入できるルアー用リールとしては非常にコスパの高いリールです。特に、軽量低慣性なローターを活かしたテクニカルなルアー用途に向いています。一方でギアの耐久性や軽量化にともなうボディの剛性には懸念があり、大型魚を対象としたルアーフィッシングでは更に上位のリールの検討をおすすめします。
ダイワ「23レガリス」一番人気はこちら!
「24レブロス」の長所と短所


シマノの「23セドナ」とライバル機にあたるのがダイワの「24レブロス」です。ねじ込み式ハンドルが非搭載、ピニオンギア下にボールベアリングが非搭載、最も安価なローターブレーキ搭載機という共通点があります。
両者の違いは以下の通りです。
24レブロス![]() ![]() | 23セドナ![]() ![]() | |
|---|---|---|
| 実売価格 | 8,500円 (LT3000-CXH) | 5,500円 (C3000HG) |
| 自重 | 220g | 245g |
| ボディ・ローター 材質 | DS4 | 高強度樹脂 |
| ドライブギア材質 | 亜鉛ダイカスト | 超々ジェラルミン |
| ピニオンギア材質 | 真鍮? | 超高強度真鍮 |
| ボールベアリング数 | 4 | 3 |
| 防水ドラグノブ | ◯ | ー |
| その他 | エアドライブローター エアドライブベール(ワイヤー) LC-ABS ツイストバスターⅢ ATD-TYPE L | サイレントドライブ Gフリーボディ AR-Cスプール |
「24レブロス」の長所
「24レブロス」の長所はまず「軽さ」です。レブロスにはカーボン含有の樹脂素材「DS4」がボディ・ローターに使用されており、軽量化に成功しています(23レガリスの「ザイオンV」よりランクは落ちます)。ボールベアリングは全部で4個搭載されています。23セドナの搭載箇所に加え、スプールを上下させる「オシレーティングギア」にもボールベアリングが搭載されているため、23セドナより巻き心地に優れると考えられます。軽量・低慣性で巻き/止めがしやすい「エアドライブローター」やそれに寄与する軽量な「エアドライブベール」、ライントラブルを軽減するラインローラー「ツイストバスターⅢ」、滑り出しの良いドラグの「ATD-TYPE L」搭載は、23レガリス譲りです。防水ドラグノブが搭載されているのもGood。エサだけでなくルアー用途にも適した機種です。
「24レブロス」の短所
「24レブロス」の短所は価格です。「23セドナ」と比べても3千円程度高いです。また、ギアの強度に懸念があります。メインギアが亜鉛ダイキャスト製であり、シマノの超々ジェラルミン製のギアより強度が落ちます。
「24レブロス」はエサ釣りがメインでルアーもしてみたい人におすすめします。完全にルアーがメインならルアーをいくつか我慢して「23レガリス」を選んだほうがよいです。エサ釣りだけしたいなら、「23セドナ」で十分です。24レブロスはその中間に位置するようなシリーズです。たとえば、ローターや本体の軽量さを活かしてちょい投げのようなエサ釣りの中でも「動かして誘う系」の釣り物がフィットするでしょう。個人的には大容量のLT6000Dで堤防泳がせに使いたいですね。
ダイワ「24レブロス」一番人気はこちら!
「20クレスト」の長所と短所


シマノの「23セドナ」と同価格帯のダイワリールが「20クレスト」です。
両者の違いは以下の通りです。
20クレスト![]() ![]() | 23セドナ![]() ![]() | |
|---|---|---|
| 実売価格 | 5,500円 (LT3000-CXH) | 5,500円 (C3000HG) |
| 自重 | 240g | 245g |
| ボディ・ローター 材質 | DS4 | 高強度樹脂 |
| ドライブギア材質 | 亜鉛ダイカスト? | 超々ジェラルミン |
| ピニオンギア材質 | 真鍮? | 超高強度真鍮 |
| ボールベアリング数 | 4 | 3 |
| ローターブレーキ | ナシ | アリ (フリクションリング) |
| ストッパー切替 | ナシ | アリ |
| その他 | ATD LC-ABS ツイストバスターⅡ | サイレントドライブ Gフリーボディ AR-Cスプール |
「20クレスト」の長所
「20クレスト」の長所は巻き心地でしょう。レブロスと同じ箇所に4つのボールベアリングが搭載されており、価格からすると巻き心地は滑らかです。ボディ・ローターともに「DS4」ながらそれほど軽量化されていないので、剛性はしっかり確保されています。素材ラインローラーは旧世代の「ツイストバスターⅡ」ですが、十分な糸ヨレ防止性能があります。ドラグのほうも旧世代の「ATD」ですが、これも評判がよいです。糸巻き量が多いモデルがあるのもダイワの汎用リールの長所です。
「20クレスト」の短所
「20クレスト」の短所はやはりダイワ低価格リールの宿命、ギアの耐久性です。メインギアが亜鉛ダイカスト製と考えられ、シマノの超々ジェラルミン製のギアより強度が落ちます。ゴロゴロ感が出やすいです。細かいことを言えば、クレスト以下はベールを返すばねが「トーションバネ」なので長期使用に弱いです。
機能の省略もあります。ローターブレーキが非搭載なので、力強いキャスティングをすると、不意にベール返りが起きる懸念があります。ストッパー切替機構が無いので、ハンドルの逆回転をさせたい人には向きません。
ついでに、2020年発売のものなので、もう少しでカタログ落ちする可能性があります。
「20クレスト」はダイワが好きな人におすすめです。機能面では「23セドナ」と比べてしまうと、積極的に選ぶ理由は多くありません。今となっては23セドナと実売価格は同じくらいですが、20クレストは本来シマノで言えばひとつ下のネクサーブクラスですから、機能面で劣るのは当然です。ただし、頑丈で糸巻き量が多いリールを選ぶ場合には20クレストは選択肢となります。事実、堤防泳がせ釣りで20クレストを選ぶユーザーは多いです。
ダイワ「20クレスト」一番人気はこちら!
機種選びまとめ
今回比較した6機種のおすすめの選び方を記します。
基本的には、「値段が高ければそれだけ性能もよい」ですが、特色があります。
- 「22サハラ」……….ルアー中心。巻きの釣り、大物狙い、耐久性重視。
- 「23セドナ」……….エサ釣り中心たまにルアー。耐久性重視。
- 「26ネクサーブ」…エサ釣り中心。安価な物が欲しい人。
- 「23レガリス」…….ルアー中心。テクニカルな釣り。軽量さ重視。
- 「24レブロス」……エサ釣り中心たまにルアー。軽量さ重視。
- 「20クレスト」……エサ釣り中心。ダイワファン
「23セドナ」購入ガイド
製品ラインナップ
「23セドナ」は全14機種、4サイズで展開されています。


たくさんのラインナップがあるように見えますが、「同じサイズのリールはだいたい同じ」です。
4サイズにスプール、ギア比、ハンドルのバリエーションがあるだけです。
リール選びは対象魚→使う糸→リールという順で決めます。
この中でおすすめの番手と用途は以下の通り!
| 番手 | おすすめ用途 |
|---|---|
| 500 | アジングのジグ単専用 |
| C2000S | アジング・メバリング全般 |
| C2000SHG | 渓流トラウト |
| 2500S | バス、エギング |
| C3000HG | 汎用ルアー |
| 4000XG | サーフ、シーバス |
| C5000XG | ライトショアジギング |
「23セドナ」の人気ランキング
Amazonでの評価数をもとにした人気ランキングです。
| 順位(レビュー数) | 番手 |
|---|---|
| 1位(66) | C5000XG |
| 2位(42) | 4000XG |
| 3位(34) | C3000HG |
| 4位(26) | 500 |
| 5位(25) | C2000SHG |
| 6位(22) | 2500HG |
| 6位(22) | C2000S |
| 8位(21) | 2500S |
| 9位(17) | C3000 |
| 10位(10) | 1000 |
| 10位(10) | 4000 |
| 12位(6) | 2500SDH |
| 13位(5) | 2500 |
| 14位(2) | 2500S PE1010 |
2026/06
一番人気は圧倒的にC5000XG!これは21ナスキーや22サハラでも同じです。
二番手はスプールとハンドル違いの4000XGでした。
ショアジギングやサーフ、シーバス人気がわかります。
続いてオールラウンドなC3000HGです。最初の一台としてもよいですし、ぶっちゃけコレだけで多くの釣りを10年は楽しめます。
アジング用ジグ単で活躍する500番は、最安で入手できる500番なので人気なのかもしれません。構造自体は上位モデルの500番と同じでコスパ抜群です。
レビューも参考になりますよ。
シマノ「23セドナ」一番人気はこちら!
「23セドナ」スペック詳細
・表はスワイプ/キーボード(←/→)でスクロールできます。
・※は非公式データです。
| 品番 | ボディ サイズ ※ | ローター サイズ ※ | ギア比 | ドラグ力 | 自重 | スプール径 /ストローク | 糸巻量 ナイロン | 糸巻量 フロロ | 糸巻量 PE | 最大巻上長 (ハンドル1回転) | ハンドル長さ | トルク比 ※ | ハンドルノブ ※ | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 500 | ♯500 | ♯500 | 5.6 | 実用2kg 最大3kg | 170g | 39.5mm /8mm | 1号150m 1.5号90m 2号70m | 1号130m 1.5号85m 2号60m | 0.6号185m 0.8号140m 1号110m | 66cm | 40mm | 36.4% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 1000 | ♯1000 | ♯1000 | 5 | 実用2kg 最大3kg | 215g | 42mm /12mm | 1.5号130m 2号100m 2.5号85m | 1.5号120m 2号85m 2.5号70m | 0.8号240m 1号190m | 66cm | 45mm | 42.8% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| C2000S | ♯1000 | ♯1000 | 5 | 実用2kg 最大3kg | 215g | 42mm /12mm | 3lb125m 4lb100m 5lb75m | 3lb110m 4lb85m 5lb65m | 0.6号150m 0.8号110m 1号80m | 66cm | 45mm | 42.8% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| C2000SHG | ♯1000 | ♯1000 | 6 | 実用2kg 最大3kg | 215g | 42mm /12mm | 3lb125m 4lb100m 5lb75m | 3lb110m 4lb85m 5lb65m | 0.6号150m 0.8号110m 1号80m | 79cm | 45mm | 35.8% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 2500 | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用3.5kg 最大9kg | 240g | 46.5mm /14.5mm | 2号170m 2.5号150m 3号120m | 2号140m 2.5号125m 3号100m | 1号320m 1.2号270m 1.5号220m | 73cm | 55mm | 47.3% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 2500HG | ♯2500 | ♯2500 | 6.2 | 実用3.5kg 最大9kg | 240g | 46.5mm /14.5mm | 2号170m 2.5号150m 3号120m | 2号140m 2.5号125m 3号100m | 1号320m 1.2号270m 1.5号220m | 91cm | 55mm | 38% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 2500S | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用2.5kg 最大4kg | 240g | 46.5mm /14.5mm | 5lb110m 6lb95m 8lb70m | 4lb130m 5lb100m 6lb80m | 0.6号200m 0.8号150m 1号120m | 73cm | 55mm | 47.3% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 2500S PE1010 | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用2.5kg 最大4kg | 240g | 46.5mm /14.5mm | 5lb110m 6lb95m 8lb70m | 4lb130m 5lb100m 6lb80m | 0.6号200m 0.8号150m 1号120m | 73cm | 55mm | 47.3% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| 2500SDH | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用2.5kg 最大4kg | 270g | 46.5mm /14.5mm | 5lb110m 6lb95m 8lb70m | 4lb130m 5lb100m 6lb80m | 0.6号200m 0.8号150m 1号120m | 73cm | 40mm | 34.4% | パドル型 | 3/1 | バリュー |
| C3000 | ♯2500 | ♯2500 | 5 | 実用3.5kg 最大9kg | 245g | 46.5mm /14.5mm | 2.5号180m 3号150m 4号100m | 2.5号160m 3号130m 4号100m | 1号400m 1.5号270m 2号200m | 73cm | 55mm | 47.3% | T型 | 3/1 | バリュー |
| C3000HG | ♯2500 | ♯2500 | 6.2 | 実用3.5kg 最大9kg | 245g | 46.5mm /14.5mm | 2.5号180m 3号150m 4号100m | 2.5号160m 3号130m 4号100m | 1号400m 1.5号270m 2号200m | 91cm | 55mm | 38% | T型 | 3/1 | バリュー |
| 4000 | ♯4000 | ♯4000 | 4.7 | 実用6kg 最大11kg | 290g | 51mm /17mm | 3.5号170m 4号150m 5号125m | 3号190m 4号145m 5号115m | 1号490m 1.5号320m 2号240m | 75cm | 55mm | 46.1% | T型 | 3/1 | バリュー |
| 4000XG | ♯4000 | ♯4000 | 6.2 | 実用6kg 最大11kg | 290g | 51mm /17mm | 3.5号170m 4号150m 5号125m | 3号190m 4号145m 5号115m | 1号490m 1.5号320m 2号240m | 99cm | 55mm | 34.9% | T型 | 3/1 | バリュー |
| C5000XG | ♯4000 | ♯4000 | 6.2 | 実用6kg 最大11kg | 290g | 54mm /17mm | 4号190m 5号150m 6号125m | 4号170m 5号135m 6号115m | 1.5号400m 2号300m 3号200m | 105cm | 55mm | 32.9% | ラウンド型 | 3/1 | バリュー |
トルク比は高いほど巻き上げ力が強く、低いほど巻き上げ速度が速いです。詳細は:トルクゲイン計算ページ
「23セドナ」カスタム情報
23セドナにはラインローラーにボールベアリングが搭載されていません。
シマノの低価格リールの場合、ラインローラーだけは追加カスタムをしたほうが、ライントラブルが減るのでおすすめです。
カスタムといってもカンタンで、ドライバー1本あればできます。ラインローラー内部のプラスチックパーツを外して、ボールベアリングに置き換えるだけです。私は所有しているすべての格安リールでこのカスタムだけはやっています(さびにくいHRCB防錆ベアリングを選んでいます)。
ナスキーファミリーの比較はコチラ










































































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