Q.細糸のメリット・デメリットは?
A.以下に挙げるように細糸のメリットは多々あります。
細糸のメリット
●糸の存在感を消しやすい
糸を細くすることで、側線が感知する糸の存在感の低減が期待されます。また、細糸は糸グセがつきにくく、まっすぐになりやすいです。これはぐるぐると糸グセのついた糸が嫌いな魚にとって有利な点です。
●食べやすそうに見える
魚はエサを口にする前に、そのエサをどのように食べるのか考えています。食べにくそうなエサはスルーされてしまうのです。ロープの付いたハンバーガーよりミシン糸のついたハンバーガーのほうがまだ食べやすそうでしょう?人間からすれば釣り糸は細いように感じても、魚からすれば釣り糸は太いです。つまり、糸の太さは対象魚によって相対的に考える必要があるのです。対象魚が大きければ大きいほど太さはあいまいになりますし、小さな魚を相手にする場合は糸の細さにはシビアになる必要があります。

●エサが自然な動きに見える
細糸にすることでエサ自体が糸がついていない自然な状態になりやすいのも良い点です。普段口にしているエサと同じような状態に近づけることができ、魚の警戒心を解くのです。
●食い込みがよい
エサを食べたときの糸の触感の違和感が少なく、エサを飲み込んでもらいやすくなります。
●飛距離がでやすい
仕掛けを投げる釣りの場合、細糸は飛距離を稼ぐのに最適です。広い範囲を探ったり、ルアーフィッシングの場合は人的プレッシャーが少ないポイントにルアーを届ける機会が増えます。
●さばきやすさ、同調しやすさがUP
撒き餌を使う釣りの場合は、細仕掛けによって撒き餌と刺し餌との同調効果が期待できます。太い仕掛けだと潮の影響を不必要に拾ってしまうことがあるのです。
細糸のデメリット
●アワセが効きにくい
特にナイロン糸の場合、細い糸ほど伸びやすくなりますので、アワセが効きにくくなります。
●切れやすい
糸を細くすると、当然ながら強度が低下します。数釣り狙いの人はアベレージサイズに合わせた細糸が適切ですし、大物狙いの人は、その大物に見合った太さの糸を使うということになります。
結論
糸の細さを気にする人は、魚が掛けられて、穫れる強さでなるべく細くするのがよい、ということになります。なるべく細い糸を扱うために、同じ細さでもより強い糸を探したり、長竿をつかったり、クッションゴムを使ったりという工夫をする人もいます。
ルアー釣りやフカセ釣りでは、「細糸にしたら釣れた」という事例が数多くあります。ただしこれは、「見えないから釣れた」からとは限りません。先ページのように、魚は糸を見えていることの方が多いでしょう。細糸には見えにくい以外のメリットがありそうです。たとえば、細糸は糸グセがつきにくく、魚の糸への警戒感を減らします。また、フカセ釣りの場合マキエとの同調のしやすさもアップします。つまり、細糸を使うことで、ルアーやエサの不自然さを減らしたということではないでしょうか。対して、活き餌を使うノマセ釣りで細い糸を使ってもたいして釣果は変わらないという意見をよく聞きます。エサが十分に自然であれば、糸の不自然さはさほど関係ないとも考えられます。加えて、相対的な糸の太さが関係している可能性もあります。たとえば、大物相手には7号も5号もたいして変わらないが、小物相手には3号と1号は大違いといった具合です。
- 参考:アジングで糸の太さを変えたら爆釣になったケース




















































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